豪ドルとユーロ通貨の見通しは
フランス・マクロン大統領が突如、国民議会解散と総選挙実施を発表したのは6月9日。フランスで極右政権の誕生が阻止される可能性が高いと考える。これでユーロ通貨の先行きは再びECBの今後の年内2回の利下げへの見通しに戻り、緩やかな対ドルでのユーロ安の展開に戻るとした見方は通用しないのではないか。
ポンドとユーロの見通しは難解
仏国債の需給悪化に対してECBが何らかの措置を取る可能性は現時点では低く、仮に取ったとしても利下げペースなどの政策金利操作の方針を変更することはあるまい。具体的には次回会合は据え置いて9月会合に、追加利下げを頭に描いていると現時点では推測される。
円独歩安は7月までかも
FRBは9月と12月に各0.25%の利下げを実施すると予測する。そして日銀は早ければ7月にも政策金利を0~0.1%から0.25%へ引き上げると思われる。となると現在の米日3ヵ月物利回り差(5.3%前後)が、10月あたりに5%割れに突入してくる計算になる。仮に市場筋の相当な方々が、この予測を前倒しして織り込み始めるとしたら、8月入りあたりから円独歩安の流れが転向し始めるかもしれない。
突如のユーロ下落リスクへ
ユーロドルの下値目度を予測しておく必要があるわけで、7月中までに1.06ドル付近への下落は頭に入れておく必要があろう。ただ、1.05ドルのレジスタンス・ラインまで想定するには早すぎるのではないか。
NZドル堅調の賞味期限はいつか
NZドル強気は7月までか。目先は低ボラティリティー環境下でのキャリー取引需要(NZドルは高金利通貨)もあって、堅調推移する公算が大きいものの、8月以降は要注意のシグナルが灯るのではないか。
6~7月はユーロポンドのディールに注目
時系列的に捉えるとBOEは7月中までは利下げなし、ECBは6月6日に利下げし場合によっては7月18日にも追加利下げの可能性という構図になる。となるとユーロ売りポンド買いのディールに軍配が上がる。1ユーロ=0.84ポンド割れに向かうのではあるまいか。ただし、7月中までの狙いとしたい。
依然としてドル高が続く背景
インフレに関する懸念は払拭が難しい。賃金を反映する度合いが大きいスーパーコアCPIの上昇が強いことである。直近4月データでも3月比で上昇した。
円相場のダイバーエージェンスはいつか
米国はドル高を是認しているのに日本政府・日銀は、それでもドル売り介入を続けられるのか、という「権力通貨」目線である。これから米国では4月のCPIが発表されるし、4月~5月の景気データも次々と発表される。シカゴIMMの円ショートポジションが相当減少したというが、再び積み増す事も考えられよう。「ダイバーエージェンス」の到来は現段階では霧の中だ。
米ドル高構造はいつまでなのか
FRBは、明らかにデータの後追い的スタンスにある。いつ、何時、景況が急降下するかも知れないこともリスクに織り込んでいる。ただ、少なくとも2回の利下げが今年6月以降に重ならなければ、ドル高のUターンは難しい…
1ドル160円が円の底値なのか
4月の消費者信頼感指数は22年7月以来の水準に低下し、しかも3ヵ月連続の低下。期待指数も2年ぶりの低水準となり、先行き経済に陰りが出ているが、人々はインフレを最も懸念しているという。ならば、ドル高で輸入物価を抑える手立てが不可欠ということになる。
FRBが執拗なインフレに敗北
FRBのエコノミストは、将来のインフレ期待に関する市場ベースの長期的な指標を重視している。具体的には5年後から5年間のインフレ期待を反映する、ブレーク・イーブン・インフレ率(フォワードBEI)だ。これが想定以上に高いとなると、FRBは今後の政策金利の在り方を修正せざるを得なくなる。
日銀の出方次第となってきた
財務省・日銀は米国政府の理解をベースに介入実施を決断するのではないか。介入を重ねながら環境の変化(ECBの6月利下げ、FRBの6月利下げへのサプライズ警戒)をうまく捉えつつ、日本の7月追加利上げ説を流布していく手法も考えているはずだ。
豪ドル/ドルの低ボラティリティーとは
逼迫する労働市場と下方粘着性の強い物価動向から豪州が直面するインフレ圧力は根強い。RBAの前年比2~3%インフレ目標の早期実現は難しい。利下げの時期は24年後半以降にズレ込みそうである。となると豪州経済の成長鈍化は2024年を通して不可避となろう。
執拗な円安を封印するには…
日銀は7月あたりの再利上げを決断するしかないのではないか。もちろん、政府債務の金利コスト増や企業収益へのダメージ等の副作用は大きいだろうが、投機筋の動きを封印するなら、オモチャにされやすい為替介入より余程、効果がある。このシナリオも織り込んでおくべきではあるまいか。
対ドルでの欧州通貨安に要注意
ポンドは急落局面に備えるべきである。チャート的には1ポンド=1.2ドルあたりが岩盤の様に見えるが、年後半に向けて1.10ドル近くまで下落する可能性も頭に入れておくべきだろう。
米国景況の陰りを無視する市場
FF金利の先行きを予想する、いわゆるドットチャートでカーブが上方シフトするとの見方が増えている。そうなれば、もう一段のドル高ということになりそうだが、2月~3月の米国景気データが、重なるにつれ、そうした見方には終止符がついていくのではないか。
この程度の円高では終わるまい
11日、日銀はTOPIXの午前中の下落率が2%を上回ったにもかかわらず、ETFの買い入れを見送った。TOPIXの2%超安でETFを買い入れるという慣行が破られたことは、日銀がいよいよ3月18・19日の会合で「金融政策の正常化」(ETF、REIT買い停止含む)に動くことを示唆。
膠着続くドル円はどこへ行く?
筆者は3月19日の日銀会合でのマイナス金利解除等を予測する。そして、ドル円は6月に向けて139円~152円のレンジでトレンドとしては円上昇と予測する。
ポンドは政権交代の織り込みに注意せよ
ポンドの対ドルでの上値追いは、せいぜい春ごろまでにした方がよい。その先は、いよいよ労働党次期政権への負の織り込みが始まるとみる。
米国インフレ率は再上昇なのか
1月のコアCPEデフレータが発表済(2月末)の段階でのFRBのインフレへのスタンス、そして利下げ開始へのスケジュールが、今後のドル円の行くえに大きな影響を与えることは間違いないだろう。
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