1本前の高値・安値を意識したトレードはトレーリングストップを活用しよう
過去36年のトレード経験に基づいた、独自のチャート分析手法やトレード論を解説!
独自のチャート分析手法(「スパンモデル®」「スーパーボリンジャー®」「アクティベート時間分析®」等)による相場分析方法。過去36年に及ぶトレード経験に基づいた、メンタル面からのトレード論も公開しています。Twitter https://twitter.com/murphyFX
マーフィー流トレード練習ツール「トレーディングテスター」を使っての動画解説はこちらをご覧ください。(約45分)
以下に、動画も解説しているトレードのポイントをご説明します。
実践トレードで心掛けること3カ条
1)優位性のある方向でのエントリーに徹すること。
トレンド方向、バイアス方向等。
2)確実性の高い「得意パターン」・「勝ちパターン」の局面だけトレードすること。
それ以外の局面では、手を出さないこと。
3)損切りポイントを先に決めてからエントリーすること。
エントリーする際に、損切り注文を同時に設定すること。
利食いは伸ばすに越したことはないが、腹6分目を心がけること。
トレーリングストップを効果的に利用できる場面
トレーリングストップ(Trailing Stop)とは、1本前の高値・安値を少し超えたレベルに置くストップオーダーのこと。例えば、上昇時であれば、1本前の安値の少し下に損切りの売り注文を置き、相場の推移に応じて移動させていくこと。
この手法は、トレンド性が強い場面(「走る相場」など)等々、方向感が比較的明確な場面で活用すると効果的。実践では、SAT(スパンオートトレーダー)が強力なツールとなる。
1本前の高値・安値を常に意識しよう♪
ローソク足1本前の高値・安値は、重要な上値・下値ポイントである。
- 上昇トレンド・上昇バイアス ⇒ 安値を切り上げるパターン
- 下降トレンド・下降バイアス ⇒ 高値を切り下げるパターン
したがって、
- 上昇トレンド・上昇バイアスにて、1本前の安値をブレイクすれば、上昇の流れが一旦終了するサインとなる。
- 下降トレンド・下降バイアスにて、1本前の高値をブレイクすれば、下降の流れが一旦終了するサインとなる。
★トレーリングストップを使った利食いやカウンタートレーディングを行う際のエントリーのタイミングの把握に有効な判断尺度となる。
エントリーよりエグジットが大事
◆トレードにおいて、エントリーを間違えることはあっても、エグジットを間違えないようにしたい。逆に言うと、エントリーは間違えても痛手にはならないが、エグジットを間違えると、大きな痛手(損失)になる。
◆そもそも、人間の弱い煩悩がエグジットを間違えやすくする。
それ故、エグジットは機械(コンピューター)に任せてしまう。
SAT(スパンオートトレーダー)が効果的なツールとなる。
メルマガ&掲示板「マーフィーの実践トレードコーチング」のコーチングから一部を抜粋しています。