ユーロドル 次の一手を注視

ユーロドル(日足)サイクル分析

●上記のチャートは、ユーロドルの日足である、
●ユーロドルは、1月安値1.0174からの上昇局面は、4月入りとともに、
トランプ関税による米経済の減速懸念から、
米資産市場からの逃避(リスクオフ)が顕在化、
過去2年上値の壁となってきた1.1200の節を突破、
0.0780/0.0843の二段上げで1.1573(4/21)まで上げた後、
1.1062(5/12)まで0.0511(二段目の上げに対する61.8%)を下げて反転、
ここからの上げは、上値のポイントの(26日移動平均)の
1.1300処を超え1.1362(5/21)まで上げてきた
●当面のポイントは、1.1300処(26日移動平均)の攻防だが、
1.1300より上で推移し始めると、再度1.1573(4/21)を試す、
1.1573突破で、「1.1842-1.1905」(一相場「0.0780-0.0843」の三段上げ)に向け上値余地
●下値は、1.1300処を割り込んでも、1.1192(3月からの下値支持線)及び、
来週後半にかけ上げてくる先行帯(来週6/6先行帯上限1.1284/下限1.0965)の
下値抵抗を割り込まない限り上昇トレンドに変化はない
●時間面では、ユーロドルは、日足サイクルとして、
3つの27-32日サイクルからなる86-87日(4ヶ月)サイクルが重要な天底を形成、
今回も、1/13安値から86日目の5/12(1.1062)が
4ヶ月サイクルの重要転換日となって上げに転じてきた、
この日柄構成が有効なら
●次なる注目の日柄は、4/21高値から29-32日目の「5/29-6/3」と、1/27高値から
86-87日(4ヶ月)目の「5/26-27」が重なる「5/26-6/3」が当面の重要な日柄となる
果たして、次なる重要時間帯「5/26-6/3」に向け、
もう一段のリスクオフのドル安/ユーロ高に向かうか、
米資産市場、及びこれを受けた、
ドルインデックス及びドル円とともに今後2週のドル相場に要注目
2025年5月23日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。