ドル円 5月相場見極めのポイントは!?

ドル円(日足)値幅 分析

●上記のチャートは、ドル円の日足である、
●ドル円は、1月高値158.87円から、一相場8円(7.96円/8.28円/7.28円/8.41円)の四段下げで139.87円(4/22)まで下げ、
三尊天井のネックライン(下値支持線)の139.52円を前に反転、
●ここからの反騰は、4.16円/4.00円の二段上げで、145.92円(5/2)まで上げた後、
142.26円(5/6)からの三段目は、本日、146.18円(5/9執筆時点)まで3.92円を上げ、
●一相場4円の三段上げのターゲットレンジ「146.15-146.95」に入ってきた、
●146円台は、4/9高値148.28からの四段目の下げに対する76.4%戻り146.29、
146.52円(3/11)、
147.03円(1月高値158.87からの上値抵抗線)」などが重なり、
「146.15-147.03」は強い上値抵抗ポイントだが
●より注目すべきは、当レポートが、重要視する、
遅行スパン(太線)が26日前の、4/4の日足にぶつかっており、
ここからは、上値の摩擦係数が高くなるが、
このまま横ばいに推移すれば、来週5/15には、4/10の陰線「148.28-143.93」にぶつかる
●よって、来週、147.03(上値抵抗線)を突破、
遅行スパンが、26日前の持ち合いのレンジ上限148.28(4/10=四段下げの起点)を突破すれば、
1月からの下げトレンドが一巡、
最終ラインの先行帯を試すシナリオを警戒する必要が出てくるが、
3月のリバウンド局面同様、遅行スパンが、26日前の日足に跳ね返されれば、
下げトレンド継続を確認することになる
●短期日柄面では、前回3月リバウンドの安値146.52(3/11)から、
今回リバウンドの安値139.87(4/22)まで31日に対し、
3/28高値151.21から本日5/9まで同じく31日が経過、当面注目の日柄となる
●果たして、日足終値で、4月上旬の持ち合い(レンジ)の
「148.28-143.93」を突破して下げ一巡、最終ラインの先行帯を試すか、
または、跳ね返されて下げトレンドを継続する(当レポートのシナリオ)か、
来週の上値の攻防が、ドル円の、5月相場見極めのポイントになる
2025年5月9日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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