ドル円のシナリオは?

ドル円(日足)一目均衡表 分析

●上記のチャートは、ドル円の日足一目均衡表である、
●ドル円は、1月高値158.87からの下げは、一相場大台12円(12.35円/11.35円)の二段下げで、139.87(4/22)まで19円を下げ、
24円9月安値139.52を前に反転、5月入りとともに、
日足基準の145.92(5/2執筆時点)まで上げてきた
●当面のポイントは、3/28高値151.21からの二段目の下げ12円(11.34)に対する
半値6円と、3/28高値からの下降チヤネル上辺及び、日足基準線が重なる146円前後の攻防だが、
(日足基準線は、26日前の高値151.21(3/28)が徐々に剥がれ、
来週5/8には144.07まで切り下がってくる)
●基準線を超えると、146.52(3/11安値=一相場12円の一段目(1波目)のボトム)、
147.76(1月からの上値抵抗線)、148.26(4/9)、を試す
148.26突破で、日足先行帯及び、151.21(3/28=二段下げの起点)に向け上値余地だが
●当レポートが最重要視する遅行スパンは、
このままいけば、来週5/8には、26日前の、トランプ関税発動で急落した4/3の陰線、
及び、その後の持ち合い「145.17-148.26」に接触する、
ここは簡単には突破できないとみるが、
遅行スパン(26日前の終値)が、4/3急落後の持ち合いの上限148.26(4/9)を超えてくると、
先行帯、及び、151.21(3/28=二段下げの起点)を試すことになる
●下値は、5/2現在142.89にある転換線(9日前の安値が、切り上れば、転換線も切り上る)
を割り込み、141.92(4/29)を割り込んでくれば、下げトレンド再開だが
●4月、「トランプ関税及び為替調整」の思惑を材料とした「株安/ドル安相場」の
第1ラウンドが終了、次回5月中旬以降の次回日米通商協議まで、
日足終値が、26日前の高値を超え、基準線が上げに転じない限り、
当面は、ポジシヨン調整による、145円台を中心とする幕間つなぎの踊り場(レンジ相場)
を形成するシナリオを想定しておきたい
2025年5月2日 のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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