米長期金利&ドル円 1月相場を注視
ドル円(日足)サイクル 分析
●上記のチャートは、ドル円の日足である
●ドル円は9/16安値139.52から、156.74(11/15)まで17.22円を上げ、
7月高値からの下げに対する76.4%(156.65)を達成、148.63(12/3)まで押し入れたが、
週足先行帯下限を割り込めず反転、
米大統選トランプ勝利による米長期金利上昇(トランプトレード)により、
上値ポイントの156.74(11/15)(76.4%)を超え、158.08(12/26)まで9.45円を上げてきた
●当面のポイントは、12/3安値148.63からの一相場10円となる158円台が当面のターゲット
だが、158円台で上げ止まらなければ、
節目の160円、次に7/3高値161.95を試す二番天井シナリオを想定する必要が出てくる
●下値は「156.79(12月からの短期下値支持線)(12/27現在)―155.94(12/20安値)」の
下値抵抗を割り込めば上げ一服だが、
「152.40(200日移動平均)―151.47(9月からの下値支持線)」を割り込まない限り、
9月からの上昇トレンドの転換は確認できない
●時間面では、ドル円は、日足サイクルとして、注目すべきサイクルに4ヶ月サイクルがある、
ドル円は、年初来、2つの41-48日(2ヶ月)サイクルからなる87-93日(4ヶ月)サイクルが重要な天底を形成、
今回も、9/30安値から47日目と、8/5安値から87日目が重なった12/3(148.63)が
4ヶ月サイクルの重要転換日となって上げに転じてきた、この日柄構成が有効なら
●次なる日柄は、11/7高値から41-47日(2ヶ月)目の「1/3-13」と、
9/3高値から87-93日(4ヶ月)目の「1/2-10」が重なる「1/2-13」は
当面の重要な高値の日柄を迎えることになる
、
このうち、23年12/28安値140.20から24年7/3高値161.95までの上げ134日に対する、
ここから134日目の対等日数を迎える1/6前後はより注目の日柄となる
●次なる4ヶ月サイクルトップの25年1月上中旬で上げ止まらなければ、
このシナリオは破棄され、この場合、
7月高値161.95から11月高値156.74までの4ヶ月サイクルに対する、
ここから4ヶ月目の25年3月、更には、24年7月高値161.95から1年(4ヶ月x3)目の
25年7月前後まで更なる上値追いが続くシナリオを想定する必要がある
●果たして、次なる4ヶ月サイクルトップの25年年初1月(1/2-13)で
当面の重要な高値を確認するか、
または3月または7月に向け更に上値を追うか、
当局の対応とともに、トランプ大統領就任後の「米長期金利及びドル円」の1月相場に要注目
2024年12月27日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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