クリスマス明けのトランプトレード継続の可能性を注視
ドル円と米10年債利回り(週足)の相関性
●上記のチャートは、ドル円(ローソク足)と、米10年債利回り(折れ線)の週足を
重ねたものである、両者は相関性の強い値動きが続いている
●ドル円(ローソク足)は、9月安値139.52から、11月高値156.74まで、
17.22円(76.4%)を上げた後、148.63(12/3)まで押しを入れ、
●ここからの反騰は、12月米FOMCを受け、米10年債(折れ線)は上値ポイントの4.505%(11/15)を突破4.597%(12/19)まで急伸(12/16レポート参照)、
ドルインデックスも、上値ポイントの108.07(11/22)を突破108.48(12/19)まで急騰、(12/17レポート参照)
●この米長期金利上昇/ドル上昇を受け、
ドル円(ローソク足)も、上値重要ポイントの11/15高値156.74(76.4%戻り)を突破、
本日は、157.92(12/20執筆時点)まで急伸してきた
●時間面では、ドル円(ローソク足)は、週足サイクルとして、
2つの、24-29週(6ヶ月)からなる、50-55週(1年)サイクルが重要な天底を形成、
今回、11/15高値156.74からの下げも、6/4安値から27週目と、
23年12/27安値140.20から(前回と並ぶ)、50週目が重なった12/3(148.63)が、
1年サイクルの重要転換週となって上げに転じてきた
●当面の注目ポイントは、当局の対応であるが、
当局が動かなければ、次なるポイントは、12/3安値148.63から上げ一相場10円の158円台、
から節目の160円、
160円突破で、11月高値161.95に対する二番天井を試すことになる、
●下値は200日(40週)移動平均152.24(12/20現在)がポイント、
終値で152円を割り込めば、上昇一服を確認することになる
●年内最後の重要イベント日米中銀会合を終えた市場は、
クリスマス明けの来週半ばまで一息入れる可能性高いが、
当面のドル円シナリオは、米長期金利及びドルインデックスがその鍵を握っている、
●米長期金利及びドルインデックス如何では、
1/20のトランプ大統領就任式から、ドルインデックスの次なる51-54日サイクルトップの
「2/3-6前後」(12/17レポート参照)まで、
米長期金利上昇/ドル上昇のトランプラリーが続くシナリオも頭の片隅に置く必要がある
2024年12月20日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。