米長期金利&ドル円 次の一手を注視
ドル円(日足)サイクル分析
●上記のチャートは、ドル円の日足である
●ドル円は、7/3高値151.95から、当局の介入を機に139.52(9/16)まで下げ、
乖離バンド下限に下値を止められて反転、
●ここからのリバウンドは、米長期金利の上げとともに
200日移動平均及び、かつての神田ラインの152円を突破、153.88(10/28)まで上げ、
200日平均の151円台半ばを下限に持ち合っていたが、
●11/6、米大統領選のトランプ当確の報道を受け、
米長期金利急騰/ドル急騰となって、ドル円も151円台前半から154.71(11/7)まで急伸したが、
昨日11/7は続伸とはならず米長期金利の低下とともに、152.65(11/7)まで反落してきた
●チヤート面は、11/6のトランプ当確による急騰で、
選挙前の持ち合いを包み込む「陽線(抱き線)」出現の後、打ち返しの陰線が出現した、
●次の一手が、154.71(11/7)を突破すれば、
次なるターゲットの156.65(76.4%戻り)に向け、反騰継続となるが、
突破できないと、11/6の陽線が「最後の抱き線」となって、
154.71(11/7)が当面の高値となる可能性が出てくる
●時間面では、既報の通り、ドル円は、日足サイクルとして、
2つの、41-48日(2ヶ月)サイクルからなる85-92日(4ヶ月)サイクルが、
重要な天底を形成、これが有効なら
●9/3高値から11/7高値154.71まで48日、7/3高値161.95から92日が経過、
時間面は、2か月サイクルと4ヶ月サイクルが重なる高値の重要な日柄を迎えていることになる
●果たして、11/6のトランプ当確による、長期金利急騰/ドル円急騰の「包み足陽線」が、
4ヶ月サイクルトップの「最後の抱き線」となって、
当面の戻り高値を確認するか、
又は、次なる156.65(76.4%)に向け反騰継続か
●同じく4ヶ月サイクルの11/6、ターゲットの4.479%(61.8%戻り)を達成して
下げに転じてきた米10年債利回り(11/6シンプルトレードPLUSレポート参照)とともに、
次の一手に要注目
2024年11月8日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。