ドル円 次の一手を注視
ドル円(日足)サイクル分析
87日(4ヶ月)サイクルで61.8%戻りを達成して反落してきた。
10月が季節サイクルのアノマリーとなって戻り高値を確認するか、
来週11月第1週のイベントに向けた株価およびドル円の次の一手を注視
●上記のチャートは、ドル円の日足である、
ドル円は、7月高値161.95からの下げは、
当局の介入を機に、円キャリートレードで積みあがったクロス円の投げに、
139.52(9/16)まで急落、乖離バンド下限に下値を止められ、
●ここからのリバウンドは、米長期金利の上げとともに、
かつての神田ライン152円を突破、153.88(10/28)まで上げ、
7月高値161.95からの下げに対する61.8%戻り(153.38)を達成、
昨日10月31は、米株の下げを受け、152円を割り込み、151.78(11/1執筆時点)まで
反落してきた、
●当面のポイントは、下値は、151.78(週足先行帯上限)、151.53(200日移動平均)が
控える「151.78-151.53」がポイント、
終値で、151円台半ばを明確に割り込めば、上昇一服を確認する事になる
●上値は、この上、153.88を超えると、156.65(76.4%)に向け上値余地が拡大する
●時間面では、ドル円は、日足サイクルとして、
2つの41-48日(2ヶ月)サイクルからなる、85-90日(4ヶ月)サイクルが、
重要な天底を形成、これが有効なら
●前回9/3高値から、昨日10/31(153.62)まで43日、7/3高値161.95から87日が経過、
時間面は、4ヶ月サイクルトップの重要な日柄を迎えている
●昨日10月最終日は、昨年23年10/31高値151.72から満1年、
かつ、21年10月高値151.92からの2年サイクルが重なる注目の日柄であった
(10/28レポート参照)
●果たして、過去2年続く季節アノマリーの10月が重要転換月となって、
当面の戻り高値を確認するか、
●本日11/1の米失業率、及び、来週、11/5米大統領選、11/6-7米FOMCを受けた、
日米株価とともに、ドル円の次の一手に要注目
2024年11月1日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
関連記事
https://real-int.jp/articles/2685/
https://real-int.jp/articles/2678/