米長期金利&ドル円 上値攻防に要注目
米10年債利回り(週足)値幅 分析
10月5.023%から1.240/1.139%の二段下げで3.599%(9/17)まで下げた後
75週移動平均を若干越える4.260%(10/23)までリバウンドしてきたが
時間面は1年及び2年サイクルトップが重なる注目の時間帯、
来週10月最終週に向けた米長期金利及びドル円の上値の攻防を注視
上記のチャートは、米10年債利回りの週足である、
●10年債利回りは、20年3月、コロナショック安値0.318%から、
一相場1.747/1.830/1.822/1.770%の四段上げで、5.023%(23年10月)まで上げ、
大台5%を達成してトップアウト、
●ここからの下げは、1.240/1.139%の二段下げで、75週移動平均を割り込み、
3.599%(9/17)まで下げたあと
●ここからのリバウンドは、米経済のソフトランディング期待から、
上値のポイントであった75週移動平均の控える4.179%(10/25現在)を若干超える
4.260(10/23)まで上げてきた
●当面のポイントは、週終値ベースでの、75週移動平均(4.179%)(10/25現在)の攻防である
●このリバウンドで週終値ベースで、4.20%前後を明確に超えてくると、
下げ一服となって、4.311%(10月高値からの下げに対する50%戻り)から
4.479%(同61.8%戻り)に向け上値余地が拡大する
●一方、75週平均を、終値でクリアーブレイクできなければ、
10月高値からの、下げトレンド継続を確認する事になる
●時間面では、既報の通り、今週、10月第4週(10/21-25)は、
23年10月高値5.023%から54週、来週(10/28-11/1)で55週が経過、
●時間面は、1年サイクルと、2年サイクルサイクルトップが重なる
「10月第4週―10月最終週」の重要な高値の時間帯を迎えている(10/17レポート参照)
●果たして、過去2回の季節アノマリー10月が、重要転換月となって、
再度下げに転じるか、または下げ一服か
●本日10/25の週終値、及び、来週10月最終週(10/28-11/1)に向けた
「米長期金利及びドル円」の上値の攻防に要注目
2024年10月25日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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