ドル円 140-145円のレンジ相場形成の公算も
ドル円(日足)一目均衡表 分析
上記のチャートは、ドル円の日足一目均衡表である、
●ドル円は、7/3(161.95)を高値に、転換線が基準線を割り、
遅行スパンも26日前の日足を割り、最終ラインの、先行帯を割り込んで、
いわゆる、「三役陰転」となって、141.66(8/5)まで、一気に、20.29円を下げ、
12/28安値140.20を前に、149.40(8/15)までリバウンドしたが、
基準線を超えられず、下げに対する38.2%で上値を止められて、
●その後、基準線と転換線が上値抵抗ゾーンとなって下げに転じ、
昨日は、米CPI 発表を前に、8/5安値141.66を割り込み、140.64(9/11)まで下値を試したが、
140.20(12/28)は割り込めず、142.94(9/12執筆時点)まで切り返してきた
●当面のポイントは、上値は、「143.92(転換線)―145.02(基準線)」が上値抵抗、
145円をクリアーにブレイクすると、その上147.59(75週移動平均)まで上値余地だが
当レポートが重要視する遅行スパンが、26日前の日足を上方突破しない限り、
下げトレンドに変化はない
●短期日柄面では、7月以降、13-14日サイクルが戻り高値を形成、
これが有効なら、次なる日柄は9/19―20前後に到来する
●よって、日柄面からは、昨日米CPI発表を終えたドル円は、
次の9/18のFOMC(発表は9/19早朝)まで、
140円-145円の持ち合い(レンジ)を形成するシナリオも頭の片隅に置く必要がある
(戻り売りスタンス継続)
2024年9月12日 のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。