NY金 更なる上値拡大の公算も
NY金(週足)値幅/サイクル 分析
上記のチヤートは、NY金の週足である、
●NY金は、15年12月安値1045ドルから、659ドル/639ドルの二段上げで
2089ドル(20年8月)まで、大勢一相場1044ドルを上げたあと、
200週移動平均を下限に、三度にわたり2000ドル台突破に挑戦したが突破できず、
1823ドル(23年10月)まで押しを入れ、再度、200週移動平均に下値を止められて反転
●ここからの上げは、2000ドルの壁を突破、2454ドル(24年5月)まで631ドルを上げ、
一相場600ドル(659/639/631ドル)の三段上げを達成、
長期チヤネル上限に止められて、2304(24年6月)を安値に持ち合いが続いたが、
下値固く、5月高値2454ドル、及び、チヤネル上限を超え、
2570(8/22執筆時点)まで、高値を更新
●次なるターゲットの、2662ドル(15年12月安値1045ドルからの大勢一相場1044ドルの
二段上げ)が射程圏に入ってきた
●2662ドル前後で上げ止まらなければ、
次なる上値めど、「2935-2963ドル」(ひと相場600ドル8631-659ドルの四段上げ)
に向けたもう一段上値追いシナリオが浮上することになる
●時間面では、NY金は、週足サイクルとして、
2つの、74-84週(1年5ヶ月―7ヶ月)サイクルからなる、
153週―157週(2年11ヶ月―3年)サイクルが重要な天底を形成
●今回も、22年11月安値1618ドルから、84週目の24年6/7(2304ドル)が、
1年7ヶ月サイクルの重要転換週となって上げに転じてきたが、
この時間構成が有効なら、
6月安値2304ドルを起点とする上げは、
最短、次なる74週(1年5ヶ月)サイクルトップの12月下旬、
最長、次なる84週(1年7ヶ月)サイクルトップの25年3月上旬まで上値余地を残していることになる
●果たして、NY金は、2304ドル(24年6月=四段上げの起点)を割り込むことなく、
12月/最長3月に向け、
2662ドル(大勢一相場1044ドルの二段上げ)
更には、2900ドル(一相場600ドルの四段上げ)に向け、高値を更新してゆくか、
米長期金利低下に起因するドル安シナリオとともに、12月に向けたNY金相場に注目したい
2024年8月22日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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