S&Pが過去最高値を更新!日経平均も最高値に接近中
3日の米国株市場ではS&P500が上昇し、過去最高値を更新。市場予想を下回る経済統計が相次ぎ、金融当局が年内に利下げを開始する論拠が強まったとの報道が目立ちます。
米金利先物市場では、年内の利下げ予測は1.9回程度。9月の利下げ予測は70%程度。米国債利回りは低下し、米10年債は4.36%近辺。米金利の低下に連れ、ドル円は一時160.78円まで急落。
ただ株の反発に追随する形で、豪ドル円中心にクロス円が上昇。連れて、ドル円も161.50円へと値を戻しています。
まず今週末7月7日のフランス国民議会選挙の第2回投票を控えても、神経質にユーロが売られたり避難通貨のスイスフランが買われるようなことがありません。
先月末まではかなり神経質だったのですが第一回の投票を終えてマーケットの不安心理がかなり払拭されたよう。
こうなるとEURCHF自体の方向性にかけるのでいったんスクエアに。スイスフランが軟調になったきっかけはSNBの利下げ。政治よりも金利に視点が移行している模様。
そうした意味においては中国経済の失速が気になりますが金利が高止まりしている豪ドルには利点があります。
既報のようにインレ率が高いので、利上げの可能性が残る豪ドルには資金が集まりやすいといえます。そのため、ドル円ではなく豪ドル円のlong(ロング)にシフトしています。
昨晩、160円台後半まで下落した時に160.50円で買い注文をだしたのですがあっという間に戻ってドル円は買えませんでした。
現状、豪ドル円、スイスフラン円のlong(ロング)。
日経平均は40,720円と41,000円を伺う動き。日経平均は3ヶ月ほどの調整を経て、やっと上昇トレンドに戻ったのではないかと考えています。
日経平均先物のlongとcall option longも変わらず。
西原宏一のシンプルトレードの一部を抜粋してお届けしています。
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