若者のためのサバイバル思考による投資
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いまはサバイバル時代
多くの日本人は「サバイバル時代なのでサバイバル思考が大切」だと聞いてもピンと来ないかもしれません。
若い層ほど、いまの時代はサバイバル状態になっていることを実感していると思います。
サバイバル時代は過去の延長線上に未来がなく、想定外のことが多発します。
たとえば
3.11の原発事故
絶対安全だといわれていた
ロシア ウクライナ戦争
冷戦が終わり戦争は起きないといわれていた
パンデミックによるロックダウン
前例がない
AIの発達
突然、皆がAI 活用が可能になった
他にも様々な前例のない出来事が次々に起きています。
いまの若者世代は、想定外などといっていられません。
生まれた頃からサバイバル時代だからです。
想定外が多発するのが当たり前なので、想定外を想定内としておく考え方が大切です。
その時々の時代に合った考え方を身につける必要があり、サバイバル思考が必要です。
サバイバル思考とは
サバイバル思考とは、サバイバルな状況での思考です。
たとえば、ジャングルで生きていくためには、まず準備をして進み、道中も、突発的な出来事があり臨機応変な対応が必要になります。
実社会では、以前は良い大学に入り、良い企業に就職できれば、生活が保障されていましたが、現在は、大企業でも安心な時代ではなくなりました。
常に世の中の変化に対応する必要があるため、一度就職したら安心ではなく、都度考えることになります。
いまはサバイバル思考が必要という前提の理解が重要です。
サバイバル思考を身につける前に
サバイバル思考を身につける前に、つまり冒険に出る前に準備があります。
冒険に出る前の準備、それは自己理解です。
自分の強み、弱点、自分の武器は何か、つまり、自分がどういう性格で、どういう才能などがあるのかの理解です。
自分の性格タイプは性格ドットコムでわかります。
性格ドットコム
https://www.seikaku.com/
性格には4タイプあり、とてもシンプルですが、必ず4つの性格タイプのどれかの特徴があるはずです。
自分がどのようなタイプかわからないと、どういう装備、どのようなスキルを伸ばしたら良いかが見えてきません。
自分の性格タイプが見えてきたら、使命を知るオンライン講座で、より明確に方向性を理解することが可能です。
MISSIONコーチング オンライン講座
https://www.my-mission.jp/
まず、自分の個性や使命を掴んだ上でサバイバル思考を身につけていきましょう。
サバイバル思考を身につける
サバイバル思考は、思考力と言い換えることもできます。
柔軟かつ臨機応変な思考力を身につけるには、課題解決や目標に対してトライアンドエラーをしていくことが有効です。
再び、ジャングルのサバイバルで例えるなら、ジャングルではいつどんな動物が襲ってくるかわかりません。
未知の生物もいるため、どう対処したら良いのか毎回考える必要があります。
そして、対処を間違えても致命傷にならないようにリスクヘッジをすることも大切です。
また、ダメージを受けても軽微で済むようにダメージコントロールも必要です。
実社会では例えば起業して色々試す場合でも、失敗しても借金を負わない程度にお金を使ってトライアンドエラーするのと似ています。
ジャングルで生き延びることと同じように、成功パターンだけを身につけていても対応できません。
多くの人の失敗パターンから学ぶ方が実践的です。
そして、今のような変化が多く、想定外のことが多発するような時代は、実はジャングルでサバイバルしていることと似ているのです。
都会でまったり暮らしていると、ジャングルでサバイバルと言われると大変なイメージを持つかもしれませんが、慣れてしまえばどうということはありません。
実社会では起業に必要なことは、まさにサバイバル思考であり、同じように日常生活の中でもサバイバル思考を使っている、役立つような場面はいくつもあるので、人によってはそもそも珍しいことではないでしょう。
しかし、学校や家庭、企業の現場などでこうした時代背景やサバイバル思考を説明、教えてくれるところはなかなかないのではないかと思います。
ぜひリアルインテリジェンスで、サバイバル思考を身につけていっていただければと思います。
サバイバル思考の全貌
サバイバル時代は過去の延長線上に未来はないということは、過去の経験が足を引っぱることになります。
プロが確信を持って間違える時代は、若い人にとってはアドバンテージです。
新しいものを柔軟に受け止め、対処できることは、今の時代に求められることだからです。
サバイバル思考には次のようなものが含まれます。
自分の頭で考える・思考する
自分で検証する
自分を知る・自分の武器(性格や長所)を知る
本質を見抜く
常識を疑う
危機を想定しダメージの軽減・ダメージコントロール
皆と同じことをしない(大衆は失敗する可能性大)
危機を利益にする
危機を怖いと思わず楽しむ
自立する
自分でやる
この中で一番大事なのはマインドセット要素である「危機を怖いと思わず楽しむ」だと思います。
サバイバルゲームの感覚です。
サバイバルに関する知識や技術を身につけることやサバイバルを具体的な実践に落とし込むことも大事です。
大富豪はサバイバル思考で富を拡大
イーロンマスクが火星へ移住計画を進めているのは、地球が滅びても人類が生き延びるためです。
ピーター・ティールの海上国家を造る構想は、今の民主主義の社会が崩壊したときに生き延びるためのものです。
次の記事を参照してください。
https://real-int.jp/articles/1733/
彼らのような大富豪たちもサバイバル思考をしているということです。
サバイバル思考があるから大富豪になったといえるのかもしれません。
ウォーレンバフェットやジョージソロスなども、毎回の金融危機に資産を増やしてきたからです。
メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグCEO
アマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス会長
などが相次いで自社株を大規模に売却しているのは次の金融危機に備えているからだと思います。
今年に入ってから新NISAで米国株(S&P500)やオルカン(オールカントリー・世界株)を大量に買っている一般的な思考をしている人は金融危機で大きな損失となる可能性が高いと思います。
投資でのサバイバル思考
サバイバル思考を具体的な投資行動に適応すると次のような行動になります。
ストップロスを必ず入れる
金融危機、大災害がくると損失となるポジションを持たない
金融危機、戦争、災害を利益にするポジションを持つ
乱高下する相場には手を出さない
動きが怪しい相場には手を出さない
流動性の低いものに手を出さない
怪しい情報に乗らない
皆と同じ相場観になったら自分の予測を疑う
ポジションを持つことを目的にしない
チャンスを待つ
欲をかかない
教科書的知識が間違っていることを知る
正しいリテラシーを身に着ける
相場の本質を理解する
危機で買われるゴールド
2001年以降、金融資産の半分をゴールドにするように強く推奨してきたので、多くのお客様は資産を大きく拡大してきました。
ゴールドの上昇は
2001年から10倍以上
2008年リーマンショック後から4倍以上
米国株指数S&P500より遥かにパフォーマンスが良いです。
サバイバル時代はゴールドが上昇することは明白でした。
投資の世界でも当たり前なことが、当たり前になっていません。
今までゴールド投資に否定的だった専門家もゴールドを推奨するようになってきました。
まだまだ先ですが、ほとんど全ての専門家がゴールドを強く推奨するようになったらゴールド手仕舞いの時になりそうです。
サスティナブルからサバイバル
時代はサスティナブルではなくサバイバルです。
サスティナブルは 「持続可能」という意味で「将来にわたって持続的・永続的に活動を営むこと。」となります。
しかし、持続より何より、まず生き抜くことが必要です。
実践に落とし込む知恵が必要
現在、詐欺も急増していますが、投資詐欺の手口を知って騙されないこともサバイバルです。
サバイバルを具体的な実践に落とし込むことも大事です。
多くの人には当たり前になっていて見えていないリスクを回避することが知恵です。
合わせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/2495/
今までの常識を鵜呑みにしないで、自分の頭で考えて対処する力が発揮される時です。
関連記事
https://real-int.jp/articles/2161/
https://real-int.jp/articles/1625/