豪ドル円 98.69-93.66の攻防を注視
豪ドル円(週足)値幅 分析
上記のチャートは、豪ドル円の週足である、
●豪ドル円は、21年8月安値77.87から98.69(22年9月)まで、20.82円を上げた後、
86.01(23年3月)まで12.68円を下げ、
21年8月安値77.87からの上げに対する61.8%押しを達成して反転、
●ここからの反騰は、6.42/7.91/6.90円の三段上げで、98.62(11/16)まで上げたが、
22年9月高値98.69は突破できず、93.66(12/7)まで押しを入れたが、
200日(40週)移動平均に下値を止められ、その後7週にわたり持ち合いが続いている
●当面の上下のポイントは、上値は、言うまでもなく、
98.62(11/16)及び98.69(22年9月)からなる「98.62-98.69」が重要ポイント、
98.69(22年9月)を突破、99円に乗せると、
次なる上値めどの「100.08-101.57」(23年3月安値86.01からのひと相場6.42-7.91)
の四段上げ)から、
「103.13-103.38」(23年3月安値86.01からの中勢一相場「11.41-11.66」の二段上げ)
に向け上値余地が拡大する
●下値は、下値支持線及び200日(40周)移動平均が重なる、94.73(1/19現在)及び、
93.66(12/7)からなる「93.66-94.73」が下値抵抗ゾーン、
93.66(12/7)を明確に割り込むと、91.72(7/28)及び、
「89.86-92.67」(下げひと相場「5.97-8.76」の下値めど)に向け下値余地が拡大する
●昨年、リスクオン通貨の代表として、株価とともに上げてきた豪ドル円は、
11月以降、株価の新値更新に対し、豪ドル円は11月高値を超えられず持ち合いを形成、
この両市場の逆行現象の「解」は、
株価の上げに、豪ドル円がキャッチアップするか、
または、株価の上げが一時的なオーバーシュートで株価が引き戻されるのかである
●豪ドル円の、「98.69(22年9月)―93.66(23年12月)」の攻防に注目したい
2024年1月19日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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