【要注目】11月米長期金利&ドル円の上値の攻防

米10年債利回り(月足)長期 値幅 分析

上記のチャートは、米10年債利回りの月足である、
●米10年債利回りは、07年6月高値5.323%から、
リーマンショック安値2.040%(08年12月)まで3.283%を下げたあと、
4.013%(10年4月)まで1.973%を上げ、
●ここからの二段目の下げは16年7月1.321%まで、2.692%を下げた後、
3.261%(18年10月)まで1.940%を上げ
●ここからの三段目の下げは、コロナショック安値0.318%(20年3月)まで2.943%を下げ、
●07年6月高値5.323%から、一相場「3.283%/2.692%/2.943%」の三段下げを達成して反転
●ここからの反騰は、1.747%/1.830%/1.822%の三段上げで4.338%(22年10月)まで上げた後、
日銀の介入を受け、ドル円とともに3.253%(23年4月)まで1.085%を下げたあと、
●ここからの四段目は、先月23年10月高値5.023%まで1.770%を上げ、
ターゲットの大台5%「5.000-5.083%」に到達してきた
●この上は、四段上げターゲット上限を超え、5.100%台に乗せてくれば、
次なるターゲットの、リーマンショック前の高値5.323%(07年6月)に向け上値余地だが、
経済指標を見る限り米経済は堅調だが、
リーマンショック前の高値5.323%を超えてゆくほどの好調さはまだうかがえない、
●果たして、20年3月コロナショック安値0.318%から、
一相場1.747/1.830/1.822/1.770%の四段上げで、5%の大台に到達した米10年債利回りは、
時間シナリオ通り、1年サイクルトップの23年10月で当面の高値を確認するか
(10/24週足レポート参照)、

11月の米長期金利、及び、ドル円の上値の攻防に要注目
2023年11月2日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
関連記事
https://real-int.jp/articles/2352/
https://real-int.jp/articles/2347/