コオロギは食べなくていい
コオロギ食を押し付けられている
今、世界的にコオロギを食べるように押し付けられています。
何かの意図があるようです。
すでに、2022年11月には日本の給食で実験的にコオロギが提供されていますが給食に使われたら強制と同じです。
食用コオロギの粉末を学校給食に 全国初、まず徳島で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC24BFE0U2A121C2000000/
食べさせることを目的にされている感が強く、コオロギは本質的に食べて良いものか、倫理的に正しいのかを検証する必要があります。
CO2の排出が多い航空会社は環境問題対策として機内食にコオロギを導入しており、コオロギ食と温暖化問題が一体となっていることが分かります。
安全性が未確認
コオロギは高濃度に農薬汚染されていたという話を聞きます。
日本ではイナゴを食べてきましたが、コオロギは食べてきませんでした。
イナゴは稲が主食で稲子とも書きますが、コオロギは雑食なので死骸なども食べます。
コオロギは漢字では蛩です。
今迄、人が食べてなったコオロギを食べても分解酵素もなく、安全性について検証が足りないと思います。
ちなみに日本人の腸だけが海藻を分解・吸収できるといわれています。
最先端ということだけで何も考えずにコオロギを食べる人もいらっしゃるでしょうが、最先端が良いという判断は極めて危険です。
漢方ではコオロギには微毒があり、不妊薬であり、特に妊婦は食べてはいけないとされています。
エビ、カニのアレルギーの人にもコオロギは危険です。
エビやカニは重症なアナフィラキシーを引き起こす可能性があり、平成20年6月に食品衛生法によってアレルギー物質(特定原材料)としての表示が義務づけられました。
コオロギにはエビやカニなど甲殻類と類似成分を含むため、エビやカニのアレルギーを持つ方が摂取するとアレルギー症状を起こす可能性があります。
粉末にして練り込まれていると取り除くことができないので最悪です。
給食のアレルギー事故は死亡事故を含め多発しています。
人によってアレルギー症状を起こすエビやカニを粉末にして給食に混入することはないし、万一混入させれば大きな問題となります。
コオロギを粉末にして給食に混入させるのは、「コオロギを食べさせたい」という強い意図があるようです。
また、コオロギはプリン体が他の食品と比べて極端に多く
100gあたり3141.9mgのプリン体を含んでいます。
これは、あん肝の8倍であり、ウニやカニよりもずっと多いです。
過剰に摂取すると尿酸値が上昇し、痛風や腎臓病などのリスクが高まります。
効率的ではなく、欲求がない
コオロギ食を推進している人たちは、タンパク質を得るのに
牛にエサを与えて育てて牛の肉を食べるより
コオロギにエサを与えてコオロギを食べる方が効率が良いから
という主張です。
効率という視点では、タンパク質を得るのに
肉食を昆虫食に切り替えるのではなく
人間が魚、豆、穀物、豆、ナッツを直接食べた方が、はるかに効率的です。
そもそも、牛を育てるのは、牛を食べたいという欲求があるからであって食べたくないコオロギを育てようとするのは、おかしいです。
ロジック的にも美しくありません。
小さいので管理が難しい
養殖コオロギは管理されていたとしても、管理は難しいと思います。
コオロギは牛や豚などに比べて可食部が多く、ロスが少ないと言われていますが一匹一匹が小さいので可食部と食べてはいけない部分を分ける作業が大変です。
きちんと分別されるとは思えません。
食べてはいけない部分まで入っている可能性が大です。
腸の中にある糞も含まれていると推測できます。
特に粉末になると、何が入っているのか全く分かりません。
コオロギの怖い習性
コオロギを飼う上で一番気を付けることは共食いで全滅してしまうことだそうです。
コオロギはタンパク質欲が、ずば抜けて強烈だからです。
海外の報告ですが、コオロギが集団で道路を横断することがあります。
コオロギが車に轢かれると、その真後ろにいるコオロギが仲間の死骸を食べ出します。
そしてまた車に轢かれる、これを繰り返すほどコオロギは仲間の死骸を食べるのが日常です。
コオロギの一番身近なタンパク質は目の前のコオロギだということです。
そもそも、道路などを集団で移動するのは前進しないと、後ろのコオロギに捕食されてしまうという本能的恐怖心という説もあります。
飼育されているコオロギでも、ずば抜けて強烈な蛋白質欲があるということです。
そんなコオロギを食べて人間にも、強烈な蛋白質欲が出てくる可能性があるのか、検証されていません。
タンパク質欲がある人は食事の量が増えるので肥満になります。
コオロギを食べている場合ではない
ビルゲイツもコオロギ食企業に投資しており、世界中でコオロギ食が推進されていますが、コオロギを食べている場合ではなく、それより先にやることがあります。
・フードロスを解消(流通のロスを低減)
https://real-int.jp/articles/1989/
・体に悪い食べ物や添加物を無くす(トランス脂肪酸・砂糖・各種添加物)
https://real-int.jp/articles/1724/
・健康的な食べ物を食べる
・食べ過ぎない
・ポストハーベスト禁止
輸入穀物には全て荷積み段階で農薬を穀物に直接散布しています。
防カビ・防虫が目的です。
輸入小麦は、全て農薬汚染されているので、輸入小麦で作られたパン・パスタ・ラーメンなども農薬汚染されています。
個人的には、コンビニに行っても、食べるに値するものがほとんどないので、その改善をするのが先です。
内閣府 食品安全委員会の指摘事項
政府発表の報告書に、昆虫食には「相当の懸念が特定された」という記述があります。
2018年9月21日 内閣府 食品安全委員会発表の食品安全関係情報詳細
https://www.fsc.go.jp/.../foodSafetyM.../show/syu05010960149
動物衛生と食品安全において、著しいデータギャップが存在している。
HACCPタイプのシステムが実施された場合でも、リスクプロファイルにおいて以下に挙げる相当な懸念が特定された。
(1)総計して、好気性細菌数が高い。
(2)加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される。
(3)昆虫及び昆虫由来製品のアレルギー源性の問題がある。
(4)重金属類(カドミウム等)が生物濃縮される問題がある。
以上原文から。
食料危機に備えるには米食
食料危機に備えるのであれば、
米の生産の拡大と、
米食の拡大を促すことが最優先だと思います。
国防的にも健康的にも食文化を守るためにも良いでしょう。
和食は世界で一番人気ですし、和食は文化なので、なおさらです。
蛇足ですが、米粉パンは結構おいしいです。
日本では食事が文化と制定されている
日本では国が食事を文化と制定しており、食事の意味が諸外国とは異なります。
文化庁のホームページより
https://www.bunka.go.jp/foodculture/
食育基本法
日本政府は「日本食は文化」という認識なので、食育基本法にも「文化」という言葉が9回も登場します。
①前文より一部抜粋
豊かな緑と水に恵まれた自然の下で先人からはぐくまれてきた、地域の多様性と豊かな味覚や文化の香りあふれる日本の「食」が失われる危機にある。
こうした「食」をめぐる環境の変化の中で、国民の「食」に関する考え方を育て、健全な食生活を実現することが求められるとともに、都市と農山漁村の共生・対流を進め、「食」に関する消費者と生産者との信頼関係を構築して、地域社会の活性化、豊かな食文化の継承及び発展、環境と調和のとれた食料の生産及び消費の推進並びに食料自給率の向上に寄与することが期待されている。
②第二十四条(食文化の継承のための活動への支援等)
国及び地方公共団体は、伝統的な行事や作法と結びついた食文化、地域の特色ある食文化等我が国の伝統のある優れた食文化の継承を推進するため、これらに関する啓発及び知識の普及その他の必要な施策を講ずるものとする。
食育基本法
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=417AC1000000063
和食はユネスコ無形文化遺産
さらに2013年には「日本人の伝統的食文化」として「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されています。
日本の食事は文化的に他国とは別格なのです。
日本は特に外圧に迎合するのではなく
麗しい食文化を守ることが大事です。
関連記事
https://real-int.jp/articles/1989/
https://real-int.jp/articles/1724/
https://real-int.jp/articles/1902/