ユーロドル 軟調地合いに変化なし
ユーロドル日足
主な強弱要因
強気要因
- 三週前(08/11)の抵抗線ブレイクは結局ダマシに終わり、足下ではパーを跨いで下落することも容易になっている。
ただ、続落は免れており、前週では下降チャンネルPL1―PL2のセンターラインCL近辺で底堅さを見せ始め、フラッグ(図1⑤)内での揉み合いに陥っている。 - 下値圏で塔婆が出現している(図1吹き出し)。このところの安値圏に出現する塔婆は一応買いサインである。
安値圏での揉み合いの中で出現しているため、足下の上昇がこの先障害にぶつかるまで強気ムードが継続する可能性がある。
弱気要因
- 下降のパラレルチャンネルPL1―PL2が継続しており、規則正しく下限PL2からの反発は上限PL1によって押さえ込まれ反落している(図1紫下向き矢印)。
- 図1に見る様に①~⑤の上向きウェッジ(またはフラッグ)が連続で生じており、弱気のコンティニュエーション・パターンが継続している。
従って、直近のフラッグ⑤は目先上方に向かう可能性はあるが、PL1―PL2の上限PL1止まりと見る。 - 20MAより高値で推移する期間が安値で推移する期間より長い傾向がある。
まとめ
下降の平行チャンネルPL1―PL2が機能する一方で、弱気コンティニュエーション・パターンが継続しているため、この先も弱気トレンド継続すると予測する。
安値圏で底堅さを見せた直近2週間の展開から目先も強含みに推移すると見るが、20MAに上値を押さえ込まれ再び反落すると見る。
メルマガ&掲示板「イーグルフライ」に掲載の記事より抜粋しています。
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