ジャーナリズムが日本を救う
国会議員と官僚の凋落
政府(国会議員・官僚)の役割は国民を守り、豊かにし、発展させることです。
ところが今、国会議員や官僚が次のような酷い状況に陥っています。
・選挙に当選することが仕事になっている国会議員
・利権が目的になっている国会議員
・自分たちの権限拡大を目的にしている官僚
・国民を守り、日本を建て上げる使命感がない国会議員・官僚
・不正を自浄できない国会議員・官僚
・ロビイストになっている国会議員
日本にロビイストが極端に少ない理由は、国会議員が政治を行っているのではなく、ロビイストになっているからです。
国会議員や官僚に任せておけば日本は良くなるという時代は終わっています。
これは、政府への監視役がワークしていないことが原因の一つです。
ジャーナリズムは監視役の筆頭です。
ジャーナリズムとは政府を監視する役割
ジャーナリズムとは公的発表に頼らず、自主的な丹念な取材によって多くの情報を集め、隠された事実を突き止める、という姿勢です。
「闇を暴露する」という極めて大切な役割です。
ところが、現在の報道・メディアは配給されるニュースを流すだけで、自分たちで取材することを怠っていることが多いです。
・米国の報道を転載するだけ
・官僚・行政が用意した記事を流すだけ
・御用学者の発言を鵜呑みにして流す
・元データを検証しない
・一時情報(元情報)を確認しない
消費税を8%から10%に上げた時に、新聞は軽減税率を適用してもらったので、新聞社は消費税についてモノが言えなくなったと言われています。
また、行政からもらう情報に依存して記事を書いていることで行政の悪口は書けません。
ジャーナリズムの根本が歪められています。
報道機関・メディアからジャーナリズムが失われ、取材もせずに記事を書くことが横行していることが問題です。
現場に取材に行くことなく机上で書いた記事をコタツ記事といいますが、現在、コタツ記事ばかりになっているのです。
報道機関のジャーナリズムの低下するばかりか、視聴率稼ぎの偏向報道をしていることも問題です。
メディアの視聴率の低下が激しいのは、ジャーナリズムの衰退と正しい情報を流していないことが原因です。
政府を監視する機構がない
政府への監視役がないことが、背任や拝金主義、自分たち主義の温床になっています。
会計検査院でさえも機能が限定的です。
50年以上前ですが、私の父は、会計検査院の調査官でした。
不正を暴くのが得意で、バンバン不正を暴いたのですが、時々、上司から「この組織は手加減をするように」と指示があったそうです。
父は、それを無視して、しっかり不正摘発を続けたことから、上司に呼び出され「君はもう仕事をしなくてよい」と言われ退職することにしました。
命の次に大切なのが正しい情報
命の次に大切なのが正しい情報です。
正しい情報が無ければ死ぬこともあるからです。
特に激動の時代は正しい情報が必要です。
偏向していない正しい情報を得る仕組みを自分たちで作ることが必要です。
国民がジャーナリズムを支援する
報道・メディアにジャーナリズムが欠けているとしたら、国民がジャーナリズムを復活させれば良いと思います。
「古い革袋に新しい葡萄酒をいれてはいけない」という言葉があるように古い体質に新しいものは合わないので、新しいものを創った方が良いでしょう。
既存の報道機関・メディアに期待するより、私たち国民が直接、国民主導の報道機関を持ったり、ジャーナリストを支援すれば良いと思います。
ジャーナリズム支援方法
・自分たちでメディアを作る(ネットメディア含む)
・報道機関(地方の新聞社など)を購入や支援
・ジャーナリスト(個人)を皆で支援する
・クラウドファンディングや寄付などで、これらの資金を集める
米国では、電気自動車メーカーのテスラ社CEOのイーロン・マスク氏がツイッター社を買収に乗り出しています。
米国大統領のアカウントを停止したり、言論統制が酷かったために、メディアとして相応しくないと判断したからです。
個人がメディアを買うことが当たり前の時代になったのです。
今、世界は大きく動いています。
政治家や官僚に任せておけば日本は良くなるという時代は終わっています。
日本を良くするのは政治家ではなく国民だからです。主権在民です。
参政党はジャーナリズム復権の国民運動
最近、参政党が躍進しています。
躍進の理由は、現在の参政党の役割が「政府の闇を暴く」「本来の日本に戻す」というジャーナリズムの役割になっているからだと思います。
ジャーナリズムの復権が国民運動になっているのでしょう。
闇を暴くことから日本の復活が始まります。
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