日本の使命が世界を救う
国会議員の使命とは
国会議員の仕事は尊い仕事です。
なぜなら国会議員とは
「国民を愛し、国を建てあげ、国民を守るために自分の命を捨てる覚悟を持つ者」
だからです。
これが国会議員の使命です。
国会議員の使命を具体的にいえば
日本をどのような豊かな国にしていくかビジョンを示し、
実行するための施策(せさく)や法律を作り、
実行を官僚に委託して実現していくことです。
ところが日本のビジョンを語っている国会議員が少なくなっています。
自分の利益・名誉・地位を目的にして国会議員になろうとすれば、それは拝金主義や自己中心的動機に陥っている状態で、精神的に未熟です。悪い意味で子供です。
拝金主義や自己中心的動機は国会議員の使命と相反する方向です。
政策を進めると国民の支持率が落ちるから、支持率を落とさないために何もしないこともあります。
政府全体が「責任を取りたくないので行動しない」という風潮もあります。
日本は減点方式だからです。
最初は志が高かった人たちも大きな圧力に屈して、結果的に欧米から来た拝金主義に陥っていることも多いと思います。
国民の政治への無関心も大きな要因です。
また、現在の日本の国会議員の多くは政治を行っているのではなくロビー活動をしているだけなのだと思います。
本人は政治をやっているつもりかもしれませんが。
王の使命
「国民を愛し、国を建てあげ、国民を守るために自分の命を捨てる覚悟を持つ者」
とは、もともと「真の王」の概念であり、真の王の使命です。
王と聞くと横柄で傲慢な自己中心的な王をイメージする人が多いと思いますが、それは本来の王ではなく拝金主義に陥った「奴隷の親分」のイメージです。
真の王は、
愛と喜びにあふれ、
高潔で
知恵と気品と謙虚さが備わっている者です。
真に成熟した大人が王の概念です。
日本には王制がないので、王の使命に相当するのが国会議員の使命です。
真の帝王学を身に付けた者が国会議員になるのが本来の姿です。
ちなみに、天皇は王ではなく、政治には関わらずに
「国民の幸せと世界の平和を祈る者」です。
自分の利益のために国会議員になろうとするのは「奴隷の親分」の思考です。
「奴隷の親分」とは精神的に未熟な、お山の大将のようなものです。
民主主義は主権在民です。
国民が主体であり、政府は国民に仕えるのが本来の姿ですが、反対に自分たちの利益のために国民を支配・コントロールしようとする傾向があります。
奴隷思考は人を支配・コントロールしようとします。
王は、与える者であり
奴隷は、与えられる者、奪う者です。
奴隷は、拝金主義に陥りやすく、国益を奪う者になります。
国にも使命がある
人に使命があり企業に使命があるように、国にも使命が存在します。
国の使命とは、その国ごとに個性・歴史・文化・特質・資源・精神性などが異なり、世界に対する固有の役割があるということです。
国に使命があることは世界各国の指導者たちの多くも気づいていない大事なことです。
大事なことほど混乱があり、分からなくなっています。
米国は主に冷戦時代に「自由と民主主義を世界に広める」というメッセージを世界に打ち出していた時がありました。
動機や手法に対して議論する点は多いですが、これは米国の使命だったわけです。
どんなに国が繁栄しているように見えても、使命がない国は最終的に滅びます。
「ビジョンのない民は滅びる」という言葉もあります。
日本は奴隷教育のために、ビジョンが無くなっていることから衰退方向です。
日本にビジョンを持たせないために奴隷教育が始まったといっても良いでしょう。
日本は少子高齢化だから衰退しているのではなく
ビジョンがないから衰退し、少子高齢化が進んでいるともいえます。
世界の先進国各国も使命が無かったり、希薄化しているために内外に問題が拡大して衰退期に入っているといえるでしょう。
また、他国を植民地にしたり、自国の覇権を拡大しようとする国は、本来の使命から遠ざかることになります。
使命の本質の基本は共存共栄であり
「世界を良い方向に本質的に変革する」だからです。
「日本国の使命とは何か」を国会議員も含め、ほとんどの人が考えてきませんでしたが、いよいよ国民一人ひとりが、自分の使命、そして国の使命を真剣に考える時代に入ったと思います。
なぜなら、最近の世界の動きが次のような使命とは反対の危険な方向に進んでいるからです。
・統一化・管理化
・没個性化
・隷属化・奴隷化(自立できずに依存)
・主体性の剥奪
この方向に進まないように対抗する必要があります。
使命の本質は世界を本質的に良くすることであり、
各国は、それぞれ自立し、共存共栄し、
責任(役割)を全うすることが大切です。
日本国の使命
日本の歴史・文化・特質・資源・精神性・時代性などから判断すると
世界に対する現在の日本国の使命は、次のようなものだと思います。
・世界に平和をもたらす
・自然に調和した世界を形成する
・世界の文化の模範となる
日本に古来からある次のような日本文化は世界に平和と調和をもたらすからです。
・共存共栄
・利他の精神
・和をもって尊しとなす
・使命に生きる
・高潔
日本文化は協調性が高く、自然と調和した文化をもっています。
SDGsやESGなどは日本文化に昔から根付いていたものです。
江戸時代、一番多かったお店は古着屋・古道具屋だそうです。
もともと循環型社会だったのです。
「もったいない」という感覚は日本独自のもので、「Mottainai」で世界に通じるようになりました。
日本食は世界で一番人気ですが、日本の食文化は凄いです。
たとえば、米国の食べ物といえば、年中ステーキ・ハンバーガー・ピザの3つくらいです。
ところが、日本ではもともと1年365日を72の季節に分けて約5日ごとに季節が変わり、5日ごとに旬の食材が変化していくのです。
それぞれの地域で採れる旬の食材は、一番美味しく、一番健康的で、一番安いのです。
自然と調和した、お金がかからない贅沢(高級)な食文化です。
「価格が高い食材は高級食材」という拝金主義的価値観とは全く反対の自然な美しい価値観です。
フォアグラのような病的な部位は自然の摂理から乖離し、道から外れている的外れな贅沢です。
日本食には最近の研究で良いとされている発酵食品(味噌・醤油・納豆・漬物・鰹節・麹・酢・塩辛など)も多く、免疫力を高め、病気になりにくい食事です。
日本の食文化はそれだけではなく次のような文化も内包しています。
・器 一品一品、器にもこだわっています
・色彩 器の色と食材の色を合わせてアレンジします
・茶道
・華道
アートの世界にも通じる美意識です。
このように日本食は高度な文化なのです。
日本食が世界で一番人気ですが、私たち日本人も日本食文化の良さを一部しか理解していないかも知れません。
日本の良さは日本人にとっては当たり前のことなので自分で気づきにくいからです。
日本のパスポートは世界で最強です。
日本国民がビザを取得せずに渡航できる国は192カ国になります。
また、例えば、アフリカの国々が意見を聞く耳を持っている相手国は先進国では日本くらいでしょう。
欧米などは各国を植民地化し、奴隷化し、搾取してきましたが、日本は共存共栄が基本だからです。
こちらを合わせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/1622/
https://real-int.jp/articles/1624/
共産主義は崩壊し、資本主義、民主主義も崩壊し始めています。
これは自己中心的な拝金主義や、真の帝王学から遠い成熟していない者たちが世界のトップを構成しているからです。
これからの時代は、日本文化の基本である「共存共栄」「利他の精神」「和をもって尊しとなす」「使命に生きる」「高潔」が必要とされていると思います。
小手先の環境問題より、その根源の世界の人々の生き方や仕組みを本来の自然の摂理に戻すことの方が遥かに大切です。
そのために、私たち一人ひとりが高い視点と「本質の理解」が必要になっています。
日本国の使命は世界各国を使命に目覚めさせるサーバントリーダーとなることも含まれるのだと思います。
日本国の性格・才能・役割
各国それぞれに使命があると書きましたが、それだけではなく、各国に性格・才能・役割があります。
日本の性格・才能・役割は次のようなものだと思います。
性格 協調性が高い・誠実
才能 改良・改善が得意・研究が得意・目的達成能力が高い
役割 世界を建て上げるサーバントリーダー
性格については性格ドットコムをご覧ください。
日本は雄牛タイプ(目的志向型)と人タイプ(内省型)が多いので日本国の性格も、この2つが強いです。
自分の性格・才能・役割・使命を理解しないと、的外れに陥るように、
日本の性格・才能・役割・使命を理解しないと、的外れになります。
私たち一人ひとりが日本を建て上げることで世界をも建て上げることになります。
一番の少子化対策
今、日本では少子化が問題とされています。
そのために、子供を産んだらお金が支給される政策も考えられます。
しかし、もっと上位の一番大事なことは日本の未来を明るくすることです。
将来が暗いから子供を産みたくないケースも多いからです。
未来が明るいというのは年々給料が上がるという意味ではなく、日本は豊かで充実した幸せな人生をおくれる国だと、国に対する信頼があることです。
特に、ここ数年の茶番から「国は信頼できないので希望がない」となりやすいです。
一人ひとりが自分の個性・性格・才能・役割・ユニークさ・オリジナリティを見出し、伸ばし、活用できることが一番の幸せです。
そのためには、子ども大人も教育の見直しが必要です。
一人ひとりの生産性を高めることが最高の景気対策
政府が行う3大景気対策は次のように金融分野だけです。
①減税
②金融緩和(利下げ)・量的緩和(中央銀行が国債や株を購入)
③公共投資
この全てが行き詰り状態です。
現在、世界的にインフレのために次のように景気悪化対策に移行しています。
・利下げから利上げに反転
・量的緩和の拡大から縮小に反転
つまり、次の状況です。
①減税⇒増税(反対に消費税を増税しています)
②金融緩和⇒金融引き締め(反対方向に動いています)
③公共投資⇒膨大な赤字国債のため拡大できない
これらの小手先での景気対策は、完全に行き詰っています。
一番大事な景気対策は「国民一人ひとりの生産性を高める」ことです。
教育改革が生産性・創造性を高める
「国民一人ひとりの生産性を高める」とは
具体的には、一人ひとりの個性を見出し伸ばすことです。
・性格
・才能
・役割
・ユニークさ
・オリジナリティ
・使命
一人ひとりの個性を見出して伸ばすに対して、足を引っ張ってきたのが奴隷教育です。
奴隷教育とは個性を失わせる教育なので、個性を見出し伸ばす教育の反対です。
奴隷教育では、
自分の頭で考えずに、
依存させ、自主性を失わせ、
言われたことを忠実に実行する
いつでも代替できる歯車とするために、
個性があると困るのです。
昔は、奴隷の個性を無くすためにマスクを着用させていました。
欧米人がマスクを嫌がるのは、自由を剥奪されていると感じるためで
日本人がマスクを好むのは、奴隷教育の結果といえるのかもしれません。
子供も大人も奴隷教育から脱却して個性を見出し伸ばす教育が求められています。
特に幼少時の教育は大切です。
こちらをあわせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/1499/
人は教育によって王にも奴隷になります。
正確にいえば、人は本来、王の資質を持ち、
資質を正しく伸ばせば王となり、
奴隷教育を受けると奴隷になるのです。
成績が良いと褒め、悪いと叱る教育は典型的な奴隷教育です。
AIも成績が良いと褒め、悪いと叱る教育をしたことで破綻しました。
ほとんど全ての人が当たり前だと思って疑問にも思わない教育が奴隷教育なのです。
こちらをあわせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/489/
奴隷教育が当たり前になっているので、自分が奴隷教育を受けてきたことにも気づきません。
ほとんど全ての人が正しい教育だと誤認して奴隷教育を推進しているのです。
教育の本質をゼロから見直す必要があります。
日本は豊かな国
日本は自然が豊かな国だと気づいて、日本特有の豊かさを活用することが大切です。
たとえば、日本は周りを海に囲まれ、山があるので雨が山に降ります。
日本の川は海外の川と比べると滝といわれるほど急峻なのでダムの水は発電に活用できます。
ダムの水は原油のようなもので、ダムは油田ともいえる貴重なエネルギー源なのです。
ダムを新設しなくても、60年前のダムの運用を見直すだけで発電量を大きく増やすことができます。
知恵が大切です。
こちらをあわせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/1607/
国の富を拡大することは個人の富を拡大することでもあります。
政府はもちろん、私たち一人ひとりが知恵を使うことも大事な使命です。
日本嫌いに注意
政府が信頼できないとなることで
✕国が嫌い
✕権威が嫌い
といった間違った考え方になる可能性があります。
このような考え方は危険です。
間違ったイデオロギーに導かれやすいからです。
これは米国でも同じです。
米国では貧富の差が拡大し、貧困層が増え、見せかけの社会主義(実際には独裁主義)に傾倒しています。
間違ったイデオロギー
「世の中を良くするのは誰かにやってもらおう」と思っている人や
「自分は国のせいで不幸だ」と思っている人は
次のようなアプローチに簡単に騙されてしまうので危険です。
✕「あなたが不幸な原因は国が悪いからです。私に任せてください。」
この言葉は依存体質の人に響く言葉で、聞く人を隷属させる話法です。
実際には具体策がなく実現の可能性がなくても
「あたかも実現できそうな理想世界」を聞くことで魅了され感化されます。
感情に訴えてくることから理性で捉えることができなくなります。
荒唐無稽(こうとうむけい)な話が、立派な話に聞こえてしまいます。
選挙演説では、このようなアプローチに要注意です。
背景にある思想には次のようなものがあり、これらは全部間違いです。
✕資産家を倒せば、理想の世界が生まれる
✕お金持ちを無くせば、貧乏が無くなる
✕お金持ちを叩けば、貧乏人にお金が回ってくる
お金持ちを叩くと貧乏人はさらに貧乏になります。
自分の頭でしっかり考えて、政府(国会議員や官僚)に全部を任せるのではなく、自分ができることをやっていく自立した意識が大切です。
つまり一人ひとりが国を建て上げる意識が大切です。
「国が何をしてくれる」ではなく、「自分が国に何ができるか」です。
これが民主主義の基本です。
人任せでは民主主義は成り立たないのです。
合わせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/1762/
国が機能していない
厚生労働省になる前、厚生省の時です。
当時の厚生大臣からご紹介いただき、厚生省の担当者に、牛乳パックの再生紙を使用できないか提案したことがあります。
リサイクルがムーブメントになってきたこともあり、担当者自身も提案内容が良いと思ったものの回答は次のようなものでした。
「自分たちでは変えることができません。
変えることができるのは、外圧か業界団体からの圧力です。」
外圧と業界団体の2つだけがキーであり、他にキーはないとのことでした。
担当者がいくら良いと思っても、いかに優秀でもあっても何もできないのは
仕組み的に「自立できていない」ということです。
特に「外圧は受け入れる」は「日本は独立国ではない」を意味します。
海外からくる悪い「薬・食物・農薬」などを阻止できないということです。
ちなみに、現在、国や行政を変えるキーは増えて次のようなものがあると思います。
・外圧
・業界団体からの圧力
・規制緩和
・環境保全
・災害などの緊急事態
・電子化・IT化
国や行政を本質的に良い方向に変えたい時は、どれかのキーを使うと良いということです。
さらっと書いていますが、このキーを知っておくことは大切です。
最短距離で進むことができるからです。
もちろん、正しい認識が必要です。
会計検査院が機能していない
会計検査院の仕事は公的機関の不正会計を暴くことです。
とても重要な役割です。
半世紀以上前ですが私の父は、会計検査院の調査官をやっていました。
不正を暴くのが得意で、バンバン不正を暴きました。
皆、公務員なので、次々免職になります。
時々、上司から、「この組織は手加減をするように」と指示がありますが、父は、それを無視して、しっかり不正摘発を続けたそうです。
すると、ある日、上司に呼び出され「君はもう仕事をしなくてよい」と言われたそうです。
「仕事をしなくて良い」の言葉をきっかけに父と日銀に勤めていた母は、一緒に退職、2人で独立することになりました。
会計検査院でさえ完全に独立していないということです。
最高の外交戦略はトップ同士が友達になること
以前、米国から複数の上院議員が来日にして、日本の国会議員の長老・実力派議員合わせて10人ほどがクローズドで顔合わせ、打合せをしたことがあります。
その後、総裁となった方も参加されていました。
その時に話された一番の話題が前日のサッカーの試合の内容だったのです。
2時間くらいだったと思いますが、ほぼ雑談だけで終わったので唖然としました。
日米のトップ政治家同士が、本音で意見を交わし、親交を深め、友達になることが目的だったはずなのにです。
国と国との間に緊張が走った場合、お互い気心知れた政府のトップ同士が直接電話等で話をすることで解決することは多いと思います。
雑談だけでは、お互いの信頼関係は築けません。
その会合自体は全く意味がなかっただけではなく、むしろ、上院議員たちは本音の話ができなかったので幻滅していました。
何か外交上、問題となっていることを避けるための配慮なのかもしれませんが、普通に考えたら、あまりにも、もったいない時間になっています。
同様に、日本のエスタブリッシュメント層も海外のエスタブリッシュメント層との個人的な交流は少ないです。
「国のビジョンを語り合う」という意識などが低いことも原因だと思います
皆が自分と国の役割や使命を理解して行動する変革が必要なのだと思います。
国会議員には自分の意見がない?
憲法に書いてあるとおり、国会は国の唯一の法律を作る機関ですが、議員は法律を自分で吟味することは少ないです。
実際は国会議員ではなく官僚が考えて法律を作ることが多く、また、党が決めたことに対して賛成することが議員の仕事になっているからです。
上の人についていくことが生き残る術なので、上の人が右といえば右、左といえば左を向くのです。
議員は風見鶏だと言われるゆえんです。
1997年に「臓器移植法」が議員立法で可決されました。
この法案を検討する時「初めて議員一人ひとりが頭を使って検討した」という話を、自民党の長老議員から聞いて驚きました。
・脳死状態の人の臓器を移転しても良いのか
・死とはどういう状態なのか
を国会議員たちが初めて自分たちで考えたとのことでした。
当時、この法律は利権などの利害関係がないので、党で決めずに国会議員たちが自分の頭で考える機会になったのでしょう。
国会議員は党の考え方に隷属するのではなく、自分の頭でしっかり考え、自分の意見をしっかり持ち、提案することが大事です。
頭を使うのが王
隷属するのが奴隷です。風見鶏は奴隷です。
奴隷思考は民を奴隷化しようとします。
日本は、子どもから大人まで、ビジネスマンや国会議員・官僚も国民全体が奴隷化していると思います。
パンとサーカス
パンとサーカスとは権力者から無償で与えられるパン(=食糧)とサーカス(=娯楽)によって、ローマ市民が政治的盲目に置かれていることを指摘した言葉です。
愚民政策ともいいます。
ローマ市民を自分の頭で考えない奴隷状態にする手法です。
国を治めるのに国民が自分の頭で考えない奴隷状態にすると都合が良いからです。
日本だけではなく世界各国で愚民政策が進められてきました。
民主主義を破壊する政策です。
特に日本ではテレビで日本の未来を話題にするような番組は少なく、どうでもよい娯楽番組で国民を奴隷化していきます。
個人的には大食い番組などは何の価値もなく、マイナスしかないと思っています。
メデイアが視聴率稼ぎのために恐怖を煽り続けてきたことも明確化しました。
また、報道を信じた国会議員が確信を持って間違えたり、
民意だと勘違いして政府が国民の不利益に動く茶番も明らかになりました。
大きな圧力があるのかもしれませんが、SNS全盛時代に、視聴者目線になっていないことがメディアの衰退の原因であることに本人たちは気づいてないのかも知れません。
日本では、報道は中立性や正確性が求められていますが、偏向報道が多かったり、海外ニュースソースのコピーばかりです。
ちなみに米国メディアは中立でなくて良いので、自分たちの主張したいことを発信しています。
報道機関で一番の価値がある機能がジャーナリズムなのですが、ジャーナリズムの機能が希薄化しています。
ジャナーナリズムとは、公的発表に頼らず、自主的な丹念な取材によって多くの情報を集め、隠された事実を突き止めるという姿勢です。
こたつ記事と呼ばれる取材をせずにネットで得た情報を元に記事を書くケースも横行しています。
国民が、自分たちでメディアやジャーナリストを抱えることが必要なのでしょう。
日本では自分の頭で考えさせない奴隷教育がされてきたことから隷属することに違和感がない状態が続いてきましたが、いよいよ解放が必要です。
なぜと考える
奴隷からの解放のためには
まず、「なぜ」と考えることが大切です。
なぜと考えることは自分の頭で考える原点だからです。
報道では「えっ、なぜそうなった」ということが多いです。
元データを見れば簡単に間違いだと分かることが平気で報道され、国の方針になっています。
明らかな間違いが検証なしに垂れ流しになっているのです。
報道も国を建て上げる使命に回帰しないと消滅することになります。
違和感があったら、まず、なぜ?と考えることが大切です。
真理はわれわれを自由にする
国会図書館法の前文には大事なことが書いてあります。
「国立国会図書館は、真理がわれらを自由にするという確信に立つて、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設立される。」
真理を得ることで私たちは奴隷から解放され自由になり
「日本の民主化」と「世界平和」という使命を全うする
ということです。
覚醒の時
日本食は素晴らしい文化ですが、一方で現在、世界各国が使用を禁止している危険な農薬や添加物が日本だけ許可され輸入され、酷いことになっています。
日本を守るはずの機関が外圧に対しては守る機能が弱いからです。
政府の中にも阻止したい真面目で優秀な人も多いと思いますが、組織として阻止できない構造になっています。
個人では国民を守る使命を発揮したくてもできない状況なのです。
食の安全については昔から人口の2%の意識が高くなるだけで、大きな変化が始まると言われてきました。(欧州では意識が高い人の割合が4%以上とのこと)
意識が高い人が増えてくると食品会社などが無視できなくなるからです。
これは食の分野に限ったことではなく全ての分野に当てはまることです。
私たち一人ひとりが本質を理解し、意識を高くすることで、業界が変わり、日本と世界が良い方向に変わります。
個人ができることは一見小さく感じるかもしれませんが、実はとても大きいのです。
世の中には、大事な分野、政治、教育、食物、健康、医療、仕事、成功、お金ほど混乱があります。
本質を理解し、混乱を解消していくのも私たちの使命です。
時代を創る時代になった
現在、行き過ぎたグローバリゼーションの反動がおきています。
2016年、英国がEUから離脱(ブレグジット)
2016年、圧倒的に不利と言われたトランプ氏が米国大統領に
2022年、米国ではイーロンマスクが民主党から共和党に乗り換え
2022年、日本では参政党が大躍進、闇を暴き始めました
大きな原点回帰のムーブメント、大きな波が起こり始めていると思います。
国民一人ひとりが、正しい状況認識をして、食生活を変えたり、本質を知人に伝えたり、奴隷教育を見直すことが大事です。
これからの時代は、「時代に乗る」のではなく「時代を創る」時代だからです。
一人ひとりが日本と世界を良い方向に本質的に変革することが求められているのです。
真の大人になることがゴール
現在、民主主義は崩壊しそうですが、民主主義が悪いのではなく、制度に人が追い付いていないのです。
自分の使命を知り、正しいマインドセットを身に付ける、つまり、
一人ひとりが自立し、対等な関係で、お互いが敬意を払う
成熟した真の大人になることで初めて民主主義は成り立ちます。
私たちの目標は明確です。
真の大人になることがゴールです。
拝金主義や隷属は悪い意味での子供状態です。
自立し、自分の頭で考え、自分を理解し、お互い敬意を払うことは真の大人になるということです。
今、欧米発の拝金主義が世界を席巻しており、日本でも国会議員を含めて多くの人が悪い意味での子供状態に陥っています。
日本人一人ひとりが真の大人に回帰することを世界が待っているのです。
そのために子どもも、大人も、奴隷から王になる教育改革が必要です。
参考
一般の使命の概念は間違ったものが多いので使命の本質を理解されることをお勧めします。
https://real-int.jp/articles/1223/
「ビジネスと人生に飛躍をもたらす使命の本質」(幻冬舎)
https://www.real-mission.com/amaz
性格ドットコム
https://www.seikaku.com/
政策関連記事
https://real-int.jp/articles/1613/
https://real-int.jp/articles/1658/
https://real-int.jp/articles/1706/
https://real-int.jp/articles/1724/
https://real-int.jp/articles/1682/
https://real-int.jp/articles/1681/
https://real-int.jp/articles/1679/
https://real-int.jp/articles/1607/
https://real-int.jp/articles/1608/