金融危機再燃?
年初から綺麗に下落開始
昨年2021年12月、ニューヨークダウや日経225の売りポジションを2021年の年末に持つことを推奨しました。
イーグルフライから抜粋編集したものをリアルインテリジェンス無料メルマガや次の記事にもしました。
https://real-int.jp/articles/1090/
時間分析的にも価格分析的にもファンダメンタル的にも株の天井だと判断したからです。
そして、早速、今年2022年の年明けから綺麗に株価は急落しました。
年末に売りポジションを持ったら、天井近辺で売りポジションを持てたことになります。
また、買いポジションを手じまいたら、天井近辺で売り抜けたことになります。
各相場、綺麗に年初から急落開始しました。
日経225 豪ドル/円
ニューヨークダウ 豪ドル/ドル
ドル/円 ユーロ/ドル
米ナスダック 原油WTI
金/ドル カナダドル/円
金/円 ビットコイン
インフレで量的緩和終了
今年2022年は金融危機再燃の可能性が高いとお伝えしてきました。
株価を上昇させるために世界の中央銀行が国債や株を買う量的緩和を続けてきました。
しかし、インフレになると量的緩和ができなくなり株価を支えることができなくなるのです。
次の流れになります。
インフレ
↓
量的緩和終了
↓
利上げ
↓
株価下落
↓
金融危機
他にもウクライナ紛争や中国の経済減速や地震などの災害が金融危機再燃のトリガーになる可能性もあります。
激動を利益にする
リーマンショックは2007年の9月ですが、実は、日経225は、前年の6月にピークを付けて下落開始しました。
前年2007年6月から激動の時代が始まるので全ての投資を止める時だと2007年の年初に判断しました。
日経225は、2007年6月を天井として下落し、2008年9月のリーマンショックまでに1/3下落し、リーマンショック以降、残りの2/3下落したのです。
日経225週足
長期米国債も2007年6月12日から金利が反転し、100年に一度と言われる金融収縮・金融危機がリーマンショックの前年から始まったのです。
つまり、金融危機は 2008年9月のリーマンショックがスタートではなく前年の2007年6月からスタートしたといえます。
この激動を利益にすることが大切ですので、この時の詳細は次の記事を参照ください。
https://real-int.jp/articles/872/
今回の金融危機は、巨大な中央銀行バブルなので、中央銀行が支えきれなくことで、リーマンショック以上の大きな金融危機が来る可能性が高いと判断しています。
今回、2020年の年初に黄色信号が点灯したように思っています。
多くの人は反対に動く
この10年以上、金融緩和・量的緩和による官製相場が続いてきたことから、下がる局面でも下げず、米国株も日本株も長期上昇相場が続いてきました。
単純に押し目を買えば成功してきたのです。
10年間「下げたら買い」で成功する相場が続いたことで、プロも含めて上昇相場が続くと考える人ばかりになっています。
FIRE(経済的に自立した早期リタイア)を目指して株を購入している人たちも配当狙いなので株の暴落は想定していない人が多いと思います。
相場の本質を理解せずに配当狙いは危険です。
正しいリテラシーを身に付けることから始めましょう。
実際に現在、株が急落したことから株を積極的に買っている人たちが多いようです。
この「下げたら買い」の成功体験が、今後、アダになる可能性が高いと判断しています。
「多くの人が今後上昇すると思った時が天井になる」が相場の本質です。
報道やSNSなど情報を得るほど大衆心理となり、大衆心理は確信を持って間違えることになるからです。
リーマンショック後の金融危機の時にも、下げたら買う人が多く、そのような人は、100年に一度の大暴落だからしかたなかったと自分を慰めていましたが、今後の暴落は、もっと大きくなることが予測されます。
正しい情報を得ることが大切です。
今後の新規ポジション
年末に持った株の売りポジションは現在、次のようになります。
・短期ポジションは利益確定
・長期ポジションは下落に追従(トレール)
現在、戻り売りを狙いたいと思います。
ポジションを持つ目安はイーグルフライを参照してください。
ちなみに2月は下落しやすい時でもあります。
先行指標
世界を俯瞰して、今後、世界がどのように変化していくかを把握することが大切です。
そのためには、日本株や米国株の現在の先行指標である、米ナスダック・上海総合指数(中国株)・ジャンク債などの動きを見ておくと良いです。
先行指標が分かることで、いち早く対処できるからです。
先行指標となる銘柄や取引対象の銘柄についてリアルタイムチャートのリンクを入れて記事にしたので、お気に入りに入れて日々の取引にご活用ください。
https://real-int.jp/articles/1067/
短期的視点も活用
相場の動きが激しい時(ボラティリティが高い時)には短期的な視点も有効で、目先の天井近辺で短期の売りポジションを持つとローリスク・ハイリターンを狙えます。
短期ポジションを中長期ポジションに移行できるからです。
日経225オプション取引
今回、イーグルフライでは日経225のプットオプション取引もお勧めしていました。
1月27日(木)に日経225が急落したため、プットオプションの買いポジションの利益が上昇したので利益確定しました。
日経225のプットオプションの買いは、ポジションを持ってから早いタイミングで日経225が急落すると爆発的に利益になる取引です。
今回の利益は2倍程度なので大きくはありませんが、3営業日で36万円が1000万円になったこともあります。
短期間に急落がないとゼロになるという損失限定・利益無限大の取引です。
激動の時代に活用したい取引です。個人が取引できるデリバティブ取引の最高峰といえます。
詳しくはこちらを参照してください。
https://real-int.jp/articles/836/
激動の時代の特徴
激動の時代の特徴は次の3つです。
① 金融危機再燃
② 戦争
③ 想定外の災害の多発
2022年はインフレで量的緩和が終わり金融危機再燃というだけではなく、現在、ウクライナでは戦争になるか注目されています。
想定外の災害という視点では、2022年になったとたんにオーストラリアの東のトンガ火山の巨大噴火があり、遠く離れた日本でも津波警報が発令されました。
富士山を含めて噴火や地震リスクが高まっているので、普段からの準備が大切です。
https://real-int.jp/articles/1109/
正しい情報を得てリテラシーを身に付け準備した人に富が移動する
激動の時代には、市場参加者の多くが判断を間違える時です。
正しい情報を得て
リテラシーを身に付け
準備した人に
富が移動する時です。
激動の時代にしっかり富を拡大しましょう。
イーグルフライはこちら
https://www.eagle-fly.com/mm/
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https://real-int.jp/articles/822/
https://real-int.jp/articles/1118/
一つ一つ、じっくり読み進めるだけで基本的なリテラシーを最短で身に付けていくことができます。
https://real-int.jp/articles/1131/