テーパリングの加速が確実視 リスクオフの流れに
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米11月雇用統計の結果
・NFP(非農業部門雇用者数)の増減
+21.0万人(予想。+54.8万人)増加
・失業率
4.2%(予想、4.5)
・平均時給の前年比伸び率
+4.8%、(予想、+5.0%)
失業率は低下していますが、雇用の増加が限られ、本当に次のFOMC会合でテーパリングの前倒しを議論して大丈夫か?そんな疑念が市場でまん延してきています。
為替市場の反応ですが、発表直後に上下に振れ、USDJPYは再び113.60台の高値より反落となっています。
ISM非製造業景気指数は、市場予想に反し統計開始以来の高水準を記録
米雇用統計に続いて発表された11月のISM非製造業景気指数は、69.1と市場予想に反して、1997年の統計開始以来の最高水準を記録しました。
12/14-15に予定されるFOMCでテーパリング(量的緩和の縮小)の早期終了の決定が確実視されるなか、短期の金利の低下が限られる一方で、長期の金利は急低下しました。
将来の景気減速を織り込んだためで、長短金利差が大幅に縮小と、まさに引き締め期に移行するかのようなイールドカーブ(金利曲線)の形状になってきました。
リスク資産である株式を手放す動きが強まり、ナスダックが一時-3.0%付近まで下げ幅を拡大。
為替市場でもリスク回避の動きから、円買い優勢の展開のなか、USDJPYで昨日安値112.56、AUDJPYでも同79.79、NZDJPYでも同75.97を示現しています。
トレードポイント
12/14/-15のFOMCを控え、本日よりFOMCメンバーは金融政策への見通しなどに関して、メディアなどに自身の見解を公開してはいけないブラックアウト期間に突入します。
昨日までの投票権を持つメンバーを中心としたその情報発信は、ほぼ「テーパリングの加速」を支持する内容であることから、市場はその決定をほぼ織り込んでいます。
12/3時点での利上げ織り込み
12/4時点での利上げ織り込み
ここにきての長短金利差縮小、株価の反転下落、為替市場でのクロス円の下落はそうした金融政策の変更からの副産物であるともいえます。
主要通貨の動向ばかりに目が行きますが、昨日発表されたトルコの11月のCPI(消費者物価指数)は前年同月比で+21.3%の上昇をみせ、背景にあるのはトルコリラ安からの輸入物価の急騰です。
この2日、実弾でもトルコリラ買い介入が実施されていますが、介入効果は極めて乏しく、トルコリラの対円相場は8.20の史上最安値付近で引けようとしています。
念の為、月曜朝のウェリントン時間の急落等には十分注意したいとことです。
来週後半には師走も中旬に入り、長期休暇を取る市場参加者も増え始め、市場流動性は年末にかけて徐々に低下していきます。
引き続き「円買い」をメインシナリオに据え、展開していきます。
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