各国で規制強化反対デモ・暴動
新型コロナ規制に反対する暴動やデモが発生
今、世界は激動の中にあり、今後、政治的にも金融的にも大きな動きが出てくる可能性が高いと判断しています。
世界で大きくニュースになっているのに、日本では、ほとんど報道されていないことも多いですが、小さな報道、あるいは報道されない事件の中に世界を大きく変えていく事件が隠れていると思います。最近は言論統制されているので、なおさらです。
日本では、あまり報道されていないことに最近の暴動やデモがあります。
南アフリカ:不満爆発、大規模な暴動
フランス:ワクチン接種義務化(ワクチンパスポート)反対デモ
キューバ:反政府デモ
オーストラリア:反ロックダウンデモ
イスラエル:反ワクチンデモ
日本:反ワクチンデモ
南アフリカの大規模暴動
南アフリカの暴動は、かなりの規模です。店舗や事業所などの略奪や放火、破壊行為の被害が4万件に上り、国全体の損失額は約3760億円と発表されています。
鎮圧のために、軍隊が全兵士の約1/3の2万5000人を配置し、威嚇のために戦車まで出動しています。(余談ですが東京オリンピックの自転車ロードレースでは警察官に加えて自衛隊員1900人が沿道で警備をしていたので、南アフリカを彷彿させる光景もありました)
各種商業施設、工場、ATM、銀行、コロナのワクチン接種会場である薬局も破壊され、スーパーは閉鎖され食料不足になり無政府状態に陥っています。
暴動の理由は
逮捕されたジェイコブ・ズマ前大統領をめぐる権力争いだけではなく
金融緩和等による経済格差の拡大や
新型コロナウイルス対策です。
特にコロナ対策では外出制限によって仕事を失い生活の困窮が加速、さらに酒類の販売禁止など行動規制を強化したことで庶民の不満が爆発したと考えられます。日本でも酒類の提供禁止は飲食店のダメージになっています。
今後、各国が同じような政策をしているので、暴動やデモが世界各国で発生していく可能性が高いのでしょう。
すでにフランスでも大規模デモが発生しています。
フランスの大規模デモ
フランスではワクチンの義務化(ワクチンパスポートの義務化)の法案を通そうとしています。ワクチンパスポートなしに、レストランやバーに入店すると最大6ヶ月の禁固刑と約130万円の罰金を課すことを検討しています。
これに対抗して、推定16万人という大規模の反対デモが発生しています。
ワクチンパスポートは、フランスだけではなくEU各国、そして世界的に適用しようとしています。
日本でも7月26日からワクチン接種したことを証明するワクチンパスポートの申請の受け付けが、全国で始まりました。
キューバの反政府デモ
キューバでは反政府デモが発生し、革命が起ころうとしているようです。食料不足や新型コロナウイルス対策への不満などが背景にあります。
社会主義国であるキューバがコロナ対策への不満で民主化する可能性がでているということです。
反政府デモを見て一番あせって介入しているのが中共です。反政府デモが他国であっても、そのムーブメントが自分たちの問題になる恐れがあるからです。
キューバ政府はインターネットを遮断してデモを抑制しています。キューバにある3つの主要プロバイダーのどれも中国のプロバイダーだそうです。
ちなみに、中共が開発した「グレートファイアーウォール」は国民が中共政権に批判的なサイトを閲覧できなくする言論統制のための機能です。
キューバのデモ関連ニュースはグレートファイアーウォールによって中国本土では閲覧できないのでしょう。
今後、キューバが革命を起こして民主化していくとするとキューバへの投資は妙味があります。
オーストラリアの反ロックダウン過激デモ
7月24日にコロナ感染者数が少なかったオーストラリアのシドニーなどで、約3500人規模の過激なデモが発生しました。警察発表によれば100人近くが罰金を科され、57人が逮捕されました。
今までコロナ対策では優等生とされてきたオーストラリアでしたが、感染が拡大し、生活必需品の購入以外の外出が禁止されたことから「自由を」などと叫びながらの過激なデモ行進となりました。
イスラエルの反ワクチンデモ
イスラエルでは、ベネット首相が接種できる全ての国民はワクチンを接種すべきだと発言し、6月1日に廃止されたグリーンパス(ワクチンパスポート)を再び7月29日から導入すると発表したことから首相官邸前でデモが行われました。7月29日からレストランやスポーツジムに入るにはワクチンパスポートが必要になります。また、感染が増えている英国やトルコへの渡航禁止となります。
世界で一番ワクチン接種が先行して感染者も減っていたイスラエルだったので意外ですが、インド変異株「デルタ株」の感染者が増えており、新規感染者の半数以上が米ファイザー社ワクチンの接種を2回受けている状態です。
ワクチンを2回接種しても感染するため、ホロビッツ保健相は「新型コロナとともに生きる覚悟が必要」と発言しています。
備考:7月24日現在、イスラエルで 必要回数のワクチン接種完了した人は58.5%。ワクチンを 1 回以上接種の人は63.3%
日本の反ワクチンデモ
日本でも7月22日に日比谷公園から銀座にかけて、反ワクチンデモがありましたが、ほとんど報道されていません。
また、6月24日に医師と議員450人がワクチン接種の中止を求めて嘆願書を提出したことも、ほとんど報道されなかったり、取り上げたSNSは削除されたものが多いようです。
言論統制している国は社会主義国なので、日本も社会主義化しているといえます。
全体主義への移行
その他の国、イタリア、ギリシャ・タイなどでも抗議デモが発生しています。
今後、世界は管理社会となり全体主義に急速に移行していく可能性が高いと判断しています。世界を管理社会、全体主義に移行するツールがワクチンパスパートだという認識です。
全体主義は、各自の使命を全うするとは反対方向なので二極化していくと考えられます。
今後は、グレートリセットなどの大ドンデン返しもあると思いますし、先が見えない部分も多いですが、日々の世界の変化を見ていくことが大切です。
近年、変化がどんどん加速している状態なので、インテリジェンスが求められています。
正しい情報と正しい認識が必要な時代なので、Real Intelligence(リアルインテリジェンス)では、しっかり見ていきたいとおもいます。