開発者が解説!スパンモデルシグナルの基本
過去36年のトレード経験に基づいた、独自のチャート分析手法やトレード論を解説!
独自のチャート分析手法(「スパンモデル®」「スーパーボリンジャー®」「アクティベート時間分析®」等)による相場分析方法。過去36年に及ぶトレード経験に基づいた、メンタル面からのトレード論も公開しています。Twitter https://twitter.com/murphyFX
動画解説はこちらをご覧ください。
「スパンモデルシグナル」の判断方法
◆買いシグナル点灯時(青色スパン上、赤色スパン下)
①終値がゾーンの上に位置 ⇒ 売り(逆行パターン)
②終値がゾーンの下に位置 ⇒ 買い(順行パターン)
◆売りシグナル点灯時(赤色スパン上、青色スパン下)
③終値がゾーンの下に位置 ⇒ 買い(逆行パターン)
④終値がゾーンの上に位置 ⇒ 売り(順行パターン)
シグナル点灯時(青色スパンと赤色スパンが交差)
終値がゾーンの上に位置していれば一旦売り(①と④)
終値がゾーンの下に位置していれば一旦買い(②と③)
終値と+-2σラインとの位置をチェック ⇒ 「走る相場」を把握
値ごろ感からの売買を控える、「走る相場」に乗る戦略も有効
スパンモデルシグナルの見方・判断方法1
◆シグナル点灯とは
- 青色スパンと赤色スパンが交差するところ
- シグナル点灯は「相場の変化時間帯」入りを示す
- 「相場の変化時間帯」⇒「猶予期間(5~8本)」と言う
- 「相場の変化」は2通りある。「転換」と「加速」
◆「転換」とは
相場の進む方向が逆転するところ
上昇が下落に変化、または下落が上昇に変化
「逆行」「逆行パターン」と言う
◆「加速」とは
相場の動きが加速するところ
上昇はさらに上昇、下落はさらに下落
「順行」「順行パターン」と言う
スパンモデルシグナルの見方・判断方法2
以下は、スパンモデルシグナルの最も簡単な判断方法です。
◆青色スパンと赤色スパンが交差、シグナル点灯時
シグナル点灯時の終値の位置をチェックする
「ゾーン」とは青色スパンと赤色スパンで囲まれた部分
終値 > ゾーンであれば売りサイン
終値 < ゾーンであれば買いサイン
- 売り推奨レベル
+1σライン~+2σライン - 買い推奨レベル
-1σライン~-2σライン - より無難(リスク限定)なエントリーレベルとなる
スパンモデルシグナルの見方・判断方法3
◆走る相場
シグナル点灯時、
終値 > +2σライン
終値 < -2σライン
この場面は、「走る相場」と判断される。
◆2つのトレード戦略
- 「走る方向」についていく(走る相場に乗ること)
早いタイミングで乗り、利食いも迅速に行いたい
最大ローソク足9本程度までで一旦終了が多い - 「走る相場」の間は待つ(カウンターチャンスを待つ)
「オーバーシュート」しているとの判断に基づく
スパンモデルシグナルの見方・判断方法4
◆シグナル点灯時の「猶予期間」
ローソク足5本 ⇒ 1時間足以上
ローソク足8本 ⇒ 5分足、1分足
30分足、15分足は、6本から7本程度(経験則)
- 猶予期間中、終値と各σラインやゾーンとの位置をチェックしながら、売買の判断を下していく
- 猶予期間を過ぎて以降、猶予期間中に付けた高値や安値を意識し、逆行パターンや順行パターンと判断していく
スパンモデルシグナルの見方・判断方法5
◆逆行パターンの基本パターンとは
- 買いシグナル点灯時 ⇒ 終値がゾーンの上、売りサイン
- 売りシグナル点灯時 ⇒ 終値がゾーンの下、買いサイン
◆逆行パターン
- 買いシグナル(青色スパンが上、赤色スパンが下)点灯後、終値が猶予期間中の高値の下方で推移するパターン
- 売りシグナル(赤色スパンが上、青色スパンが下)点灯後、終値が猶予期間中の安値の上方で推移するパターン
スパンモデルシグナルの見方・判断方法6
◆順行パターンの基本パターン(1)
- 買いシグナル点灯時 ⇒ 終値がゾーンの下、買いサイン
- 売りシグナル点灯時 ⇒ 終値がゾーンの上、売りサイン
◆順行パターンの基本パターン(2)
- 買いシグナル(青色スパンが上、赤色スパンが下)点灯後、終値が猶予期間中の高値を上方にブレイクしていくパターン
- 売りシグナル(赤色スパンが上、青色スパンが下)点灯後、終値が猶予期間中の安値を下方にブレイクしていくパターン
スパンモデルシグナルの見方・判断方法7
◆順行パターンの基本パターン(3)
- 買いシグナル点灯時、終値が+2σラインを上回る場合や、売りシグナル点灯時、終値が-2σラインを下回る場合も、「順行パターン」と見なす
- 「順行パターン」とは、要するに、相場が勢いよく推移、展開していくパターンであり、+-2σラインを超えて推移していく場合、典型的な「加速」の展開、つまり、「順行パターン」となる
スパンモデルシグナルの見方・判断方法8
◆逆行パターン時の利食いターゲット
- 順に、青色スパン、赤色スパン、+-2σライン途中、センターラインも参考ラインとなる
- +-2σラインに到達する時点では、シグナル方向に新規のポジション造成も望ましい
◆逆行パターン時のロスカット判断ルール
- 逆行パターン時の猶予期間中に付けた高値や安値をブレイク
すなわち、逆行パターンから順行パターンに変化する時
スパンモデルシグナルの見方・判断方法9
逆行パターン時の、より無難、安全なエントリー基準は、+-1σラインとの位置関係を注視すること。
◆逆行パターンの売りサイン点灯時
- 終値が+1σラインの上方にいるかぎり、売りを控える
- 終値が+1σラインを下回って初めて、売りポジションを造成する
◆逆行パターンの買いサイン点灯時
- 終値が-1σラインの下方にいるかぎり、買いを控える
- 終値が-1σラインを上回って初めて、買いポジションを造成する