米大統領選にばかり注目が集まる中、本日はBOEが金融政策を発表予定
日本時間午前6時から、バイデン候補が会見にのぞみ、「選挙人獲得数が270に達するのは明らか」として、事実上の勝利宣言をしました。
これで、大統領選の2候補が勝利宣言をしたことになり、舞台は票の数え直し、法廷闘争に進み、当面大統領が決まらない可能性が濃厚になってきました。
一時、前日比の上げ幅を820ドルまで拡大していたダウは、その後上げ幅を367ドルまで縮小して引けています。
トレードポイント
一日を通じてみると、主要通貨の騰落は対米ドルで、最強からNZD(+0.14%)、AUD(+0.14%)と続き、最弱はGBP(-0.52%)、JPY(-0.01%)、つまり前日比ではほとんど動いていません。
大統領選というイベントを通過した為替市場の動き?と疑いたくなりますが、オプション市場の変動率が示唆するように、市場は大きな動きを全く想定していなかったわけです。
こうした先行きが読めない時に、トレードをする必要な全くないのですが、先行きのリスクをヘッジする意味でEURAUDを少額買います。
大統領選にばかり注目が集まる中、本日はBOE(イングランド銀行)が金融政策を発表予定ですが、通常の21:00ではなく、「16:00」と前倒しがアナウンスされています。
この会合ではマイナス金利の採用は見込まれませんが、資産買入れプログラムの規模が、現行の7450億英ポンドから、8450英ポンドへ拡大することが予想されています。昨日の英ポンド安は、こうした発表の先取りの可能性もあります。
2020/11/5 7:05配信のSmartLogicFXより一部抜粋しています。