ドル円160円の攻防

イランの新しい指導者、ハメネイ師の次男であるモジタバ師のビデオ声明が公開され、「ホルムズ海峡の閉鎖を継続する」と伝えており、引き続き原油の需給ひっ迫観測が続いています。
原油先物価格が97ドル台を回復、インフレの長期化から米金利は上昇、年末までに織り込む利下げ回数が0.72回まで縮小、年内利下げなしを急速に織り込みつつあります。
為替市場ではドルが買われ、ドル円が欧州時間の安値158.57から年初来高値のあと2銭と迫る159.43まで上伸、昨日は豪ドルまでドル買いが波及しています。
ドル買いが続くなか、昨日はクロス円も高値圏より反落しています。
トレードポイント
まず、ドル円が年初来高値159.45や節目の160円に迫ったこと、1/23のレートチェックが実施された水準を上回ってきましたので、ここからの円売りは緩やかとなりそうです。
仮に160円達成となると、2024年7月11日以来、この日に政府・日銀の3兆1678億円の円買い介入が持ち込まれ、高値161.74から157.44まで急反落しています。
以降、160円台を見たのはこれが最後となり、ここまで二度とこの水準を回復していません。
おそらく、160円にはエキゾチック計のオプションが埋設されており、直前は防戦のドル売りが優勢と考えます。
本日はFRBが最重要視する物価指標である1月のコアPCEデフレーター(21:30)、1月のJOLTS(雇用動向調査、求人数)(23:00)が発表されます。
予想値は以下の通り、
コアPCEデフレーター(前月比)、(予想+0.4%、前回+0.4%)
コアPCEデフレーター(前年比)、(予想+3.1%、前回+3.0%)
JOLTS、(予想675.0万件、前回654.2万件)
どちらも緩やかな反発予想となっています。
上述の背景もあり、ここからの円売りは封印しますが、160円超えにストップを置き、短期的に小さいリスクでUSDJPYを売るというオペレーションもありでしょう。
少し考えます。
既存ポジションのみ継続。
こちらは有料メルマガより一部抜粋、時間をおいて配信しています。














