ドルインデックス 次の一手に要注目

ドルインデックス(ドル指数)(週足)値幅 分析

●上記チャートは、ドルインデックス(ドル指数)の週足である、
●ドルインデックス21年1月安値89.16から、
一相場「10.26/11.43/10.59」の三段上げで
114.74(22年9月)まで25.58を上げてトップアウト、
ここからの下げは、99.22(23年7月)まで
(20年3月の下げと同値幅の)15.52を下げ、
200週移動平均に下値を止められ、110.01(25年1月)までひと相場10.79を上げた後、
●25年1月高値110.01からの下げは、
トランプ政権の経済政策に対する不透明感、及び、
4月トランプ関税発動を受けた、ドル資産からの逃避により、
ドルインデックスは、200週移動平均を割り込み、
95.84(25年9月)まで、一相場14.17を下げ、
下げ一服となって100.35(25年11月)までリバウンドしてきた
●当面のポイントは、99.19(40週(200日)移動平均)、
及び、23年以降下値抵抗となってきた100処の攻防である、
このリバウンドで、100処を明確に突破すれば、
その上の103.06(200週移動平均)に向け上値余地だが、
200週移動平均を明確に突破するには、
米労働市場の減速懸念が払しょく米経済好転が確認されない限り、上値余地は限られる
●下値は、95.19(21年1月安値89.16からの上げに対する76.4%押し)及び、
「94.49-95.21」(25年1月高値110.01からの下げ一相場「14.80-15.52」の下値めど)が
重なる「94.49-95.21」がポイント
仮に、94.49(下値めどの下限)を明確に割り込むと、
21年1月安値89.16を再度試す、全値戻しシナリオを警戒する必要が出てくる
●果たして、100処をクリアーブレイク、103.06(200週移動平均)を試すドル買戻しに向かうか、
94.49(下げ一相場「14.80-15.52」の下値めど下限)を割り込んで、
26年1月に向け更なるドル安が継続するか、
来週、「12/9-10」の米FOMCを受けたドルインデックスの次の一手に要注目
2025年12月4日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。














