ユーロ円/スイス円/ドル円の上値の攻防を注視

ユーロ円(月足)値幅 分析

●上記チャートは、ユーロ円の月足である、
●ユーロ円は、12年7月安値94.07から、アベノミックスによる、異次元緩和政策を背景に、
円キャリートレードが進展、24年7月高値175.42まで、81.35を上げ、
00年10月安値88.87からの大勢一相場81円「81.09/81.35」の二段上げを達成、
当局の介入で、154.35(24年8月)まで下げたが、
153.07(23年12月)は割り込めず、その後
●25年4月トランプ関税発動によるユーロ買い/円売りに、再度上げに転じ、
25年10月、高市新首相の、アベノミックス(財政拡張政策)の継続表明を受け、
175.42(24年7月)を突破、182.00(11/21執筆時点)まで28.93円を上げ、
16年6月安値109.48からの、一相場「28.02-30.94円」の四段上げターゲット「181.09-184.01」に到達してきた
●この上のポイントは、184.01(一相場「28.02-30.94」の四段上げターゲット上限)、
及び、184.21(12年7月安値94.07から14年12月高値149.78までの上げ55.71と、
ここからの上げが、0.618対0.382となるフイボナッチレシオ)まで、
最大で、後2円上値余地あるが、
●182.00円到達により、四段上げターゲット「181.09-184.01」の上値要件は満たされている
●時間面では、既報の通り、ユーロ円は、
今週11月第3週は、週足ベースの1年4ヶ月(72週)サイクル(11/11週足レポート参照)と、
日足ベースの8ヶ月(178-179日)サイクル(11/19日足レポート参照)が重なる
重要な時間帯を迎えている
●果たして、24年7月高値175.42から1年4ヶ月サイクルで、182円まで上げ、
値幅/時間面ともに上値要件を満たしたユーロ円は、
当面の高値を確認するか、
または184円に向け円売り継続か、
円売り相場を主導してきたユーロ円、スイス円、及び、ドル円の上値の攻防に要注目
2025年11月21日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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