日経平均株価 次の一手を注視

日経平均株価(月足)値幅 分析

●上記チャートは、日経平均株価の月足である、
●日経平均は、リーマンショック08年10月安値6994円からの一段目は
18年10月高値24448まで、17454円を上げた後、
20年のコロナショックの急落を経て、22年3月安値24681円からの二段目は、
24年7月高値42426円まで17754円を上げた後、
30792(25年4月)まで11634を下げたが、
23年10月安値30487は割り込まず反転、
ここからの上げは、42426円(24年7月)を突破、
本日は、44888円(8/12執筆時点)まで14096円を上げ、
●波動面は、1波目の上げ17454円に対する1.618倍の44598円を達成した
●当面のポイントは、45000円前後で一息入れるか、
つぎなるポイントの「47901-47941」
(23年10月安値30487からの一相場「17414-17454」の三段上げ)、
から、「48570-48901」(25年4月安値30792からの一相場「17414-17745」の上値めど)、
に向け上値を追うのかである
●時間面では、当面注目の日柄は、本日9/12のSQ(先物特別清算日)、
次に、来週の日米中央銀行の決定会合(9/16-17米FOMC、9/18-19日銀政策決定会合)、
仮に来週の日米決定会合後も続伸なら、
米10年債利回りの次なる56-57週サイクルボトムの10月(8/26米10年債レポート参照)
最長、米ナスダックの次なる3ヶ月サイクルトップの11月(8/22レポート参照)に向けた
上値追いシナリオを想定する必要が出てくる
●米労働市場の停滞を受けた大幅利下げによるドル安と、
本邦の財政拡大の思惑による株買いの綱引きは、
今のところ、ドル相場膠着/株価上昇だが、
果たして、当面の上値めど45000円前後に到達した日経は、
更に上値を追うか、来週日米中銀会合後の次の一手に注目
2025年9月12日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。