ドル円 142円-147円の攻防に注目

ドル円(日足)サイクル分析

●上記のチャートは、ドル円の日足である、
●ドル円は、1月高値158.87から、一相場8円(7.96/8.28/7.28/8.41)の四段下げで
139.87(4/22)まで19円を下げ、
ここからのリバウンドは、148.65(5/12)まで
8.78(3/28高値151.21からの76.4%)を上げ、
先行帯に上値を止められ142.06(5/27)まで
6.59を下げたが141.92(4/29)は割り込めず
●予想通り、5/27(142.06)が重要変化日となって上げに転じ、
昨日は、トランプ関税違憲のヘッドラインを材料に、
146.28(5/29)まで4.22(5/12高値からの下げに対する64%)急伸したが、
先行帯上限は突破できず、本日は143.44(5/30執筆時点)まで反落してきた
●この反落で、終値で、143.75(先行帯下限)(5/30現在)を明確に割り込むと、
レンジ引き戻しとなって再度、142.06(5/27)を試す、
142円割れで、4月安値139.87及びネックラインの139.52(9/16)を試すことになる
●上値は、146.28(5/29)を超えると、
先行帯上限147.26(5/30現在)突破に再度挑戦することになる
(同先行帯上限は、来週6月第1週に、146円台前半まで下がってくる)
●時間面では、ドル円は、日足サイクルとして、
3つの28-32日サイクルからなる86-87日(4ヶ月)サイクルが重要な天底を形成、
今回も、1/27安値から87日目の5/27が変化日となって上げに転じてきた、
●この日柄構成が有効なら、142.06(5/27)からの反騰は、
最短、次なる28-32日サイクルトップの6/18-24まで上値余地だが、
142円を割り込むと、6/18-24に向けたシナリオは、レンジ引き戻しとなって、
当面、「時間調整の持ち合い形成」に向かうシナリオを想定する必要が出てくる、
6月相場の142円―147円の攻防に注目したい
2025年の5月30日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。