本日週末のNY終値1.0800処の攻防を注視

ユーロドル(週足)値幅 分析

上記のチャートは、ユーロドルの週足である、
●ユーロドルは、22年9月安値0.9532から、23年7月高値1.1275まで、0.1743を上げ、
21年1月高値1.2350からの下げに対する61.8%戻りを達成、
ここから、25年1月安値1.0174まで、0.1101を下げ、22年9月安値0.9532からの上げに対する61.8%押しを達成して反転
●3月入りとともに、ドイツ政府の財政出動によるドイツ国債(BUND)利回りの急騰を受け、ユーロドルは急伸、200週移動平均の1.0866(3/14現在)を超え、
週足先行帯上限が控える1.0947(9/11)まで、0.0773を上げてきたが、
EUと米国の関税の報復合戦に、1.0819(3/13)まで反落となってきた
●当面のポイントは、週終値で、「1.0866(200週移動平均)-1.0950(先行帯上限)」の
上値抵抗を突破、1.1000台に乗せてくれば、
レンジ上限の「1.1212-1.1275」(61.8%戻り)を再度試す、
1.1275(23年7月)突破でレンジブレイク、次なる1.1684(同76.4%戻り)、
次に、「1.1891-1.1917」(中勢一相場1700ポイント(0.1717-0.1745)の二段上げ)
に向けたユーロ高ドル安シナリオが有力になる
●一方、「1.0866(200週移動平均)-1.0950(先行帯上限)」を突破できず、
週終値で1.0800どころを割り込むと、
上昇一服/仕切り直しだが、1月安値1.0174を割り込まない限り再度弱気シナリオは描きにくい
●果たして、1年6ヶ月に亘る持ち合い(調整)局面は
「1.1275(23年7月」-1.0174(25年1月)」のレンジ上下限をいずれに、
ブレイクしてゆくのか
まずは、本日週末のNY終値ベースの、1.0800処の攻防に注目したい
2025年3月14日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。