日米株価の3月相場を注視

米ナスダック(週足)サイクル分析

上記チャートは、米ナスダックの週足である、
●ナスダックは、20年3月コロナショック安値6631からの上げは、21年11月高値16212まで
大台10000(9581)を上げた後、
22年10月安値10088からの二段目は、24年12月高値20204まで大台10000(10116)を上げ、
20年3月安値からの大台一相場10000(9581/10116)の二段上げを達成
(2/26値幅レポート参照)
●その後、18831(25年1月)を安値に持ち合いが続いたが、
昨日、遂に、持ち合い(レンジ)下限の18831(1/13)を割り込み、
18535(2/27)まで急反落となってきた
●当面のポイントは、18486(24年8月安値15708からの上げに対する38.2%)及び、
18354(40週(200日)移動平均)が重なる「18354―18486」、
次に、上昇チヤネル下辺と、17956(同50%押し)及び、17946(52週移動平均)が
重なる「17946-17956」が重要な下値抵抗、
仮に、17900どころを週終値で割り込むと、
17425(同61.8%押し)、最大15708(24年8月)に向けた値幅調整シナリオ要警戒となる
●時間面では、ナスダックは、週足サイクルとして、
2つの14-15週(3ヶ月)サイクルからなる27-29週(6ヶ月)サイクルが
重要な天底を形成、この時間構成が有効なら
12月高値20204で、大勢一相場大台10000の二段上げを達成したナスダックは、
次なる6ヶ月サイクルの5月まで依然下値余地を残している
●果たして、下値支持線と、17946(半値押し)及び17956(52週移動平均)が重なる
「17946-17956」の下値抵抗を下限に時間調整の持ち合い形成か、
割り込んで更なる値幅調整に発展するか、
ナスダックの急落をトリガーに下離れ始めた日経平均株価とともに、
日米株式市場の3月相場に要注目
2025年2月28日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。