オセアニア通貨ペア 次の一手を注視

NZドル/米ドル(週足)値幅 分析

上記のチャートは、NZドル/米ドルの週足である、
●NZドルは、コロナショック20年3月安値0.5468からの上げは、
21年2月高値0.7464まで、0.1996を上げてトップアウト、
●ここからの下げは、0.0933/0.0969/0.0955の三段下げで、0.5512(22年10月)まで
0.1952を下げた後、0.6534(23年2月)まで上げ、半値(50%)戻りを達成して反転
●ここからの下げは、25年1月安値0.5543まで(過去3回の下げと同値幅の)0.0991を下げ、
22年10月安値0.5512を前に、下げ一服となっている
●当面のポイントは、下値は、「0.5512(22年10月)-0.5468(20年3月)」が
強い下値抵抗ゾーン、簡単には割り込めないとみるが、
0.5400を割り込むと、(今回の戻り高値を起点に)、
新たな、下げ一相場900ポイントに向け下値余地が拡大する
●一方、「0.5500-0.5400」の下値抵抗を割り込まねば、
0.5543(25年1月)でトリプルボトム(三番底)を確認、
0.6377(24年9月)に向けたレンジ引き戻しシナリオが有力になる
●今週は、RBA(豪州中銀)の4年ぶりの利下げに続き、
RBNZ(NZ中銀)も4会合連続の利下げを発表した
●利下げを織り込んで下げてきたNZドル及び豪ドルは当面の下値を達成している、
(下記2/19豪ドルレポート参照)

果たして、当面の下値を達成したオセアニアペアは
「思惑で売り、事実で買い戻し」となって、ショートカバーの自律反騰に向かうか、
両通貨の次の一手に要注目
2025年2月21日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。