誰かが自分の取引きを見て相場を操作している?
自分の相場が見られている?
何十年も前から短期売買を頻繁に繰り返す人は自分の取引きを誰かが見ていて、相場を反対に動かしていると思いこむ人が多いです。
買うと下がり、
売ると上がり、
ストップロスをいれると、ちょうどストップロスを付けてから反対に動き出すからです。
そのほとんどは、その人の思い込みなのですが、一部例外があります。
FX会社の裏側
FXで短期売買を繰り返す人たちの多くは損をすることから一部のFX会社では、取引を自社で飲んでしまう会社がありました。
取引きを飲むとは顧客の注文を外に出さずに自社で受けるということです。
FXは相対(あいたい)取引だからできることです。
パチンコ店経営と同じ感覚で
売買手数料やスプレッドを小さくすると、多くの人が短期売買を繰り返してくれるので損をする人ばかりになり、FX会社が儲かるのです。
FX会社は何もしなくても利益になる構造です。
顧客の損失は業者の利益
顧客の利益は業者の損失
という利益相反となります。
それゆえ、売買で利益にしている人はFX会社に損失を与える人なので口座を解消させられることになります。
早い人だと口座開設して8時間で口座を取り消された例を聞きました。
口座開設と同時に売買で大きく利益を出したからです。
大きく利益を出さない人は口座を取り消されることはありません。
滑るシステム
このような利益構造になっていると、FXのシステム屋さんが滑るシステムを開発します。
滑るシステムとはスリッページがあったりストップ狩りをするシステムです。
スリッページとは
スリッページとは、注文発注時のレートと実際に注文が成立したレートの間に生じるずれのことです。
サヤ抜きされるということです。
ストップ狩りとは
ストップ狩りとは、他のFX会社やそのFX会社の他の人はあまり下げてないのに、自分だけストップロスのところまで長い下髭を付けてから反転することです。
すなわち、その会社のシステムが顧客一人ひとりの価格やチャートの動きを変えられるのです。
システム会社がFX会社にする営業トークが「うちのシステムは良く滑りますよ」だったのです。
海外・無登録業者に注意
このようなシステムは今は減っていると思います。
しかし、日本に登録のない海外業者が日本人向けに営業するのは違法で、このような違法業者のシステムには滑るシステムが多いのかもしれません。
無登録の違法業者は使わないように。
証拠金の持ち逃げ事件もあります。
金融では悪い人と無知な人と付き合ってはいけません。
https://real-int.jp/articles/2161/
一般のストップ狩り
一般に、ストップをいれる位置はだいたい同じであり、ストップを付けるとその方向に相場が走ることも多いので他の投資家のポジションを意図的にストップロスをつけさせようとする短期投機筋の動きもあります。
フラッシュクラッシュ
フラッシュクラッシュと呼ばれる商いが薄い時間に投機筋が相場を大きく動かすことがあります。
ドル/円のような商いが多いはずの銘柄でも日本の正月休みに狙われ、短時間で大きく下げることもあります。
投資インテリジェンス
投資の世界は闇もあるので投資インテリジェンスが必要です。
https://real-int.jp/articles/2696/
関連記事
https://real-int.jp/articles/2731/
https://real-int.jp/articles/2728/