ドル指数 次の一手を注視
ドルインデックス(ドル指数)週足 サイクル分析
上記のチャートは、ドルインデックス(ドル指数)の週足である、
●ドルインデックスは、22年9月高値114.78から23年7月安値99.58まで15.20を下げ、
●ここからの反騰は、107.35(23年10月)まで7.77を上げ、
22年9月高値114.78からの下げに対する50%(半値)戻り107.18を達成して反転、
●ここから、100.15(24年9/27)まで下げたが、
99.58(23年7月)は割り込めず、200週移動平均に下値を止められて反転
●ここからの反騰は、米長期金利の上げとともに上値を拡大、
先週は、米大統領選のトランプ当確を受け、
8年前のトランプ当選後の金利上昇/ドル上昇の再現を期待する「トランプトレード」により、
ドルインデックスは、107.08(11/15執筆時点)まで6.91を上げてきた
●当面のポイントは、「107.18(50%戻り)―107.35(23年10月)」の上値抵抗の攻防である、
107.35(23年10月)をクリアーに突破すれば、
次なる、108.97(同61.8%)に向けもう一段上値余地、
突破できなければ、チヤート面は、23年10月高値107.35に対する二番天井、
ないし、レクタングル(長方形)の上限を確認、レンジ引き戻しの可能性が出てくる
●時間面では、ドルインデックスは、週足サイクルとして、
2つの18-21週(4ヶ月)サイクルからなる38-40週(4ヶ月)サイクルが重要な天底を形成、
今回も、23年12/28安値100.32から40週目の9/27(100.15)が
8ヶ月サイクルの重要転換週となって上げに転じてきたが、これが有効なら、
●前回、6/28高値105.80から今週11/14(107.06)まで(過去最長と並ぶ)21週が経過、
時間面は4か月サイクルトップの注目の時間帯を迎えていることになる
●果たして、4ヶ月(21週)サイクルで、
23年10月高値に対する二番天井ないし、レクタングルの上限を確認するか、
または、トランプトレードにより、更なる「金利上昇/ドル上昇」に向かうか
●ユーロドル及びドル円のシナリオのカギを握るドルインデックスの
次の一手に要注目
2024年11月15日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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