ゴールドETFの買い方
なぜゴールドはETFで買うのがよいのか?
一般に金・ゴールドには現物や現物の裏付けのあるETFの他に、裏付けのないETFやCFDなど派生商品があります。
現物の裏付けのない金・ゴールド派生商品は、激動やグレートリセット時にはゴールドとの連動性が失われ、暴落する可能性があるので長期投資には向きません。
裏付けの無い商品が暴落する時は、現物や裏付けがある商品は上昇するでしょう。
現物の裏付けのない金・ゴールド派生商品は、短期的取引以外はお勧めしていません。
現物の裏付けのある商品(推奨)
〇現物 金貨・ インゴット
〇ETF 現物の裏付け持つETF(1540)中長期保有がお勧め
〇現物の裏付けあるETF 推奨
〇純金上場信託(金の果実)(1540)お勧め
日本国内組成によるETF
金地金に投資
三菱信託銀行が国内倉庫で保管
日本において金現物と交換可能
ゴールド現物と交換可能となっているものの、簡単に交換ができると思わないでください。
ボタン1つで簡単に現金化できるのがETFの最大のメリットです。
ゴールド現物との交換目的だったり、交換が前提である場合は、ゴールド現物を買うことを、お勧めします。
△現物の裏付けがあるETFだが推奨しない
△SPDR ゴールド・シェア(1326)
金地金に投資
HSBC銀行USAが保管
昔は、ゴールド裏付けがあるETFはこれしか無かったので推奨していましたが、1540が登場し、1540の方が安心感があるので乗り換えています。
https://real-int.jp/articles/2208/
ETFの買い方 1540 純金上場信託
具体的な買い方について説明していきます。
準備として、SBI証券で、CFD口座の開設と入金が必要です。
株価検索のところで「1540」と入力すると、
1540 純金上場信託(現物国内保管型)と出てきますので、クリックします。
国内株式ー純金上場信託1540のページで「現物買」をクリックします。
株数:買いたい株数を入力
価格:指値か成行を入力
期間:注文の有効期間を指定
預かり区分:特定預かり or 一般預かり を選択
普通は一般ですが、人によって違います。
特定預かりは特定口座、一般預かりは一般口座で扱われます。
この違いは、税金の源泉徴収がある点です。
特定口座であれば、株式譲渡益に対する税金を源泉徴収されます。
確定申告を不要にしたい場合、売買は特定口座で行なうと良いです。
取引パスワードを入力し「注文確認画面へ」をクリック。
これで注文は完了です。
内容を確認して、OKだったら「注文発注」をクリック。
口座管理を押すと、現在の口座状況が確認できます。
ストップロスの入れ方
ゴールド相場は素直なので、買いやすいですが、買った後にストップロスを入れておくとリスクが少なくなります。
上昇したら、買値上にストップロスを入れることによって、リスクが無くなります。
ボリンジャーバンドの−2σ(シグマ)にストップロスを入れる場合
チャートで見やすいのはTradingViewです。
https://www.tradingview.com/
トップページで「1540」と入力すると、1540のチャートリストが表示されます。
ここではMITSUBISHI UFJのチャートを開きます。
スーパーボリンジャーを表示
ここではマーフィー(柾木利彦)さんの開発したチャート「スーパーボリンジャー」を表示させてみます。
Indicatorsをクリックして「superbollinger」と入れると、Murpfy_FPnetアカウントが発行しているSuper Bollingerがありますので、選択してください。
https://real-int.jp/articles/1244/
スーパーボリンジャーがチャート内に表示されました。
ここでー2σにカーソルを合わせると、10,800なので、ここにストップロス(逆指値)を入れてみます。
SBI証券の口座にログイン。
上部にある「口座管理」をクリック。
ポートフォリオに表示される「1540純金信託」をクリックすると、1540の取引画面に行きます。
価格:逆指値を選択
現在地が10,800円以下になった時点で、「成行」で売り
期間:注文の有効期間を入力
ここはご自分での考える方法で、ストップロスを設定してください。
「注文確認画へ」をクリックし、確認後、注文を入れます。
価格が上昇したら、買値上にストップロスを移動することによって、リスクが無くなります。
https://real-int.jp/articles/1057/