金融危機前に実践的リテラシー
リアルインテリジェンスを身に付ける時
日本人は投資リテラシーが低いといわれています。
個人も生命保険会社などの金融機関も含めて、猛進するバッファローが絶壁から落ちるように株の暴落に付き合い大損するのが典型的な日本人の投資スタイルなので、リテラシーを上げようとする動きがあります。
https://real-int.jp/articles/1472/
ドイツ人も日本と同様、バッファローです。
真面目にコツコツやる国民性(性格タイプの雄牛タイプ)は、逃げることをしないので最後に大きく損をすることになりやすいといえます。
米国人も投資リテラシーは低い
米国人は、日本人と比べて投資リテラシーが高いと言われていますが、実際には、そうとは思えません。
米国人への投資教育は
「米国株は20年間以上、下落し続けたことがないから何も考えずに米国株を買え」
が基本で、それを鵜呑みにしているだけ人も多いです。
お笑い芸人の厚切りジェイソンも同じような発言をして一部炎上していました。
あとは住宅(不動産)を購入してステップアップしていくことです。
確かに、今までは通用したかもしれません。
日本の高度成長時代、長期の右肩上がりの株式相場でも「天井で買って底で売る」を繰り返すことで、損失になった人は多かったです。
しかし、「何も考えないで買うこと」をリテラシーとはいいません。
日本では20年以上も長期下落相場があり、現在も過去の最高値を越えていません。
1989年の株価3万8915円が最高値ですが、30年以上経過した今でも元に戻っていないばかりか、リーマンショクの底から半値戻しを少し越えた水準なのです。
米国でも長期の右肩上がり相場が崩れる可能性があります。
https://real-int.jp/articles/14/
大きな金融危機がくる
今後、大きな金融危機となる可能性が高いと判断しています。
今迄、株が上昇してきたのは、
金融緩和(金利低下)や
量的緩和(中央銀行が国債や株購入)で
株を上昇させてきたからです。
金融緩和や量的緩和ができるのはデフレだったからで、インフレ時には金融緩和や量的緩和はできません。
現在、不景気の悪性インフレであるスタグフレーションに入ったと判断しています。
スタグフレーションは、物価は上昇するのに賃金は上昇しないという不景気のインフレです。
グレートリセットも来る
さらにグレートリセットという金融の大変革があると言われ、米国株が長期に低迷する可能性を認識しておくことが大切です。
グレートリセットについては、流動的なので、順次記事にしていきます。
記事にできないものはメルマガに書いていきます。
グレートリセットは過去の延長線上に未来がない世界で、プロが確信を持って間違えることになります。
https://real-int.jp/articles/1532/
長期に買えるのはゴールドくらい
今、長期に買えるのはゴールド(金)くらいだと判断しています。
https://real-int.jp/articles/1118/
ゴールド(金)が、1グラム1000円の時からずっと推奨し続けているので、すでに購入した人は含み益が拡大しています。
教科書的知識からリアルインテリジェンスに
昨年末から今年の頭に株を利益確定して、株の売りポジションを持つことを推奨してきました。
https://real-int.jp/articles/1090/
実際にそこから急落して、現在に至っています。
https://real-int.jp/articles/1128/
それを聞いても多くの人が何も考えずに株を買い進めてきたのですが、最近の株の大幅下落でやっと「間違えた」と思う人がでてきました。
痛い目に合わないと実践的・本質的な情報のありがたみが分からないといえます。
インフレ傾向なので株を買おうと思う人もいますが、それは教科書的知識の典型的な間違いで、現在のインフレは株下落方向です。
さらに、現在は過去の延長線に未来がないプロが確信を持って間違える時代です。
教科書的知識から実践的な知識、リアルインテリジェンスに移行しないと暴落に付き合うことになります。
次の記事は無料ですが、かなり本質的で実践的な投資リテラシーをまとめたので、ご活用くだい。
https://real-int.jp/articles/1131/
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