1年間の下落相場がスタート 株も不動産も買い推奨は警戒を
日本株は急落後、一旦上昇したものの続落、乱高下しています。
暴落や乱高下する相場では多くの人が損失となる一方で、しっかり利益にする人たちがいます。
今の相場は、まさしく知識がない人から知識を得て準備している人に富が移動しているのです。
本記事の連載をしっかり読んで理解し準備していた人は、現在利益になっている人が多いと思います。
日本も米国も株式相場は大きな視点では天井圏であり、金融危機が再燃すると下落幅は大きく、短期的に上昇しても上昇幅は大きくないことを、お伝えしてきました。
そして株式の長期投資では目先の天井で売りポジションを持ち、バブル崩壊の下落で利益を得ることを推奨してきました。
長期といっても1年くらいの下落期間と考えています。
10年かけて上昇した相場は1年で下落するからです。
短期投資の方は下落途中の上昇局面で短期の買いポジションで利益を取ることもするというスタンスです。
短期と長期のスタンスは、その人の性格、資金の種類、資金量によって異なります。
実際に、現在、弊社の長期の大口コースの方は、売りポジションだけを持つだけにして利益になっています。
一般には、株も不動産も、常に買いしか推奨しないので耳を貸さないことが大切です。
富を得る側になるために一番大事なことは次の2つです。
1つ目は報道などを信じないで大きなトレンドを見定めることであり、2つ目はポジションを持つタイミングを見定めることです。
本記事の連載を読んでしっかり理解してきた方は、大きなトレンドは理解されていると思います。
ポジションを持つタイミングは本新聞記事では何日か遅れることからリアルタイムのタイミングでの提供はできず、また文字数などの制限があり詳細に説明ができないのですが、ある程度は分かったと思います。
あとは基本的な知識ですが、最近、書いてきたように報道や一般情報を鵜呑みにしないで自分の頭で考える習慣を身につけることが大切です。
結局、いつ買い、いつ売りと指示されても、投資は自己責任の世界なので、リテラシーを身に付けておかねいと行動に移せません。
相場の激動は始まったばかりなので、欲や恐怖を持たず、しっかり正しい知識を身に付け対処し、富を得る側になることをお勧めいたします。
日刊ゲンダイWEB版にも掲載