マンション大規模修繕の問題を知っていますか?
マンション大規模修繕12年→18年周期へ
「マンション大規模修繕12年→18年周期、居住者負担減」という記事を読みました。
「マンションの大規模修繕は12年ごとが一般的だが、最長18年ごとで済む修繕サービスが普及し始めた。安全を保ちつつ回数を減らせれば、住民が負担する月々の修繕積立金の負担を軽くすることが可能という。」
新築だけでなく既存のマンションでも対応できるそうで、外壁タイルや屋上防水に、耐久性の高い部材や工法を使うそうです。
個人的には中古マンションの大規模修繕問題が、今後、深刻になると思っています。今の修繕積立金の積立額では足りないマンションが多いからです。
マンション分譲会社は、売りやすくするため、新築時はなるべく修繕積立金を低く抑えるため、数年後、積立額は値上げされますし、それでも足りない状況が発生します。
大規模修繕にかかる費用の半分は、足場費用だとも聞きます。ほぼ1社が独占しているので、価格競争が働かないとのこと。
大規模修繕問題は、周期を長くすることもそうですが、まだまだ改善の余地があると、思っています。
先日、私が所有している区分マンションの理事長になってみました。
購入するときに、修繕積立金もばっちり積み立てられていると思っていましたが、そうでもないことが判明。
修繕積立金を値上げせずに、大規模修繕を実施できるか?色々調べてマンションの管理会社に提案していきたいと思います。