子供時代から身につけるべきお金のリテラシー
お金の使い方
まず、お金の使い方を学ぶことが大切です。お金の使い方を学ぶとは、自制を学ぶことです。大人でもお金の使い方が一番難しいです。子供のころに浪費癖が付くとやっかいです。
子供の時に身に付けた金銭感覚は、大人になっても継続することが多いので、正しい金銭感覚を身に付けることが大切です。一般に大人でも、収入が多くても少なくても預金ができない人が多いです。
収入が多くても少なくても、「贅沢はしていないのにお金が貯まらない」と言う人が多いのです。高収入でも浪費癖がついていてお金が貯まらない人は多いということです。高収入の医者や会社の部長であっても、高利貸しからお金を借りて返せなくなる人もいます。
収入が下がった時に生活水準を落せずに、そのままの生活水準を維持するからです。
子供の時に身に付けることの最初は、必要なものと欲しいものを分けることです。そして買えるから買うという感覚にならないことです。
住宅ローンが払えなくなって破綻する人も、どれだけ毎月返済できるかで判断するのではなく、どれだけ借りられるかという基準で判断しています。ローンが通るから借りるという発想なのです。
まず、必要なものと欲しいものを分けることから意識していきましょう。