下げ幅を拡大した日経平均株価 反騰再開か?

日経平均株価(日足)値幅 分析
下記のチヤートは、日経平均株価の日足である。

日経平均は、20年3月安値16358円から、中勢一相場7000円(7367/7766円)の二段上げで、30714円(2/16)まで上げた後、(9/10値幅レポートで配信)
ここからの調整は、2406/3100/2526円の三段下げで、(10/30安値22948円からの中勢二段目の上げに対する50%(半値押し)を達成する)26954円(8/20)まで3760円を下げ、52週(260日)移動平均(太線)に下値を止められてV字反転。
8/20安値26954円からの中勢三段目は、2月高値30714円を突破。
30795円(9/14)まで一気に3841円を上げ、当面の上値を達成して反転。
ここからの調整(下げ)は、8/20安値26954円からの上げに対する61.8%押し28421円、と、下げ一相場「2406-3100円」の下値めどの上限28389円を達成する、28375円(10/4執筆時点)まで2420円を下げ、当面の下値めどに到達。
この下は、27860円(同76.4%押し)と27853円(20年3月安値16358円からの下値支持線(点線)が重なる「27860-27853円」、
次に、27695円(下げ一相場「2406-3100円に下値めど下限」および、27685円(52週(260日)移動平均)が重なる「27695-27685円」が重要な下値抵抗となるが、
最終ラインの52週(260日)移動平均の27685円を明確に割り込まない限り、8/20安値26954円を起点とする中勢三段目の上昇トレンドに変化はない。
米長期金利上昇、米株の調整、および先週末のドル円の下げを受け、日経も下げ幅を拡大したが、NYダウは、先週で当面の下値めど(200日平均)を達成しており、いつ反騰が再開してもおかしくない。
更なる調整継続か、反騰再開か、今週10/4-8の日米株式市場および、ドル円に要注目。
2021/10/04のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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