NYダウ急反落 3月後半の株式市場に要注目

NYダウ(週足)値幅 分析

上記のチャートは、NYダウの週足である
●NYダウは、20年3月安値18213ドルから、一相場6000ドルからなる、
中勢一相場10000ドル(10986/10809ドル)の二段上げで36952(22年1月)まで上げ、
●ここからの調整は、4680/5839/5621の三段下げで、28660(10/13)まで8237を下げ、
20年10月安値26143からの中勢二段目の上げに対する76.4%押しを達成して反転
●ここからの反騰は、34712(12/13)まで一相場6000ドル(6052)を上げた後、
52週移動平均を下限に持ち合い形成が続いたが、
先週、遂に、同移動平均をブレイク31429(3/15)まで下値を拡大してきた
●当面のポイントは、早期に、週足終値で32610(52週移動平均)を切り返せば、
単なるオーバーシュートだが、
切り返せなければ、次なる下値ポイントの30384(下値支持線)、
および「28873-30032」(下げ一相場「4680-5839」の下値めど)、
次に、28660(10/13)に向け下値余地が拡大する
(現状は早計だが、28660(10/13)を割り込むと、
最終ラインの26143(20年10月安値=中勢二段上げの起点)に向けた
更なる下値拡大要警戒となる)
●上値は、週終値で、32610(52週移動平均)を明確に切り返せば、レンジ引き戻し、
34712(12/13)突破で、今回の安値を起点とする一相場60000ドル、
および、36952(22年1月)を目指す、中勢三段目の上昇相場継続を確認することになる
●果たして、早期に、52週平均の32610を切り返せず、
30384(下値支持線)さらには28660(10/13)に向けもう一段下値が拡大するか
米銀2行の破綻から欧州に飛び火した、欧米の金融システムのリスクは、
早期に沈静化するか、
今週のECBおよび来週の米FOMCを受けた、
3月後半の「日米欧の株式市場」に要注目
2023年3月16日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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