日経平均株価のカギを握るNYダウ

日経平均株価(週足)値幅 分析
値幅分析

●日経平均は、20年3月安値16358から、一相場3000円からなる中勢一相場7000円(7367/7766)の二段上げで30714円(21年2月)まで上げた後、
30795(21年9月)で二番天井を形成してトップアウト。
●ここからの調整は、24681(22年3月)まで6114を下げ、
20年10月安値22948からの中勢二段目の上げに対する76.4%押しを達成して反転。
21年9月高値30795からの下げに対する61.8%戻りの28338(22年3月)まで切り返したが、66週移動平均に上値を止められ、25688(5/2)を安値に再度上値トライとなったが同移動平均が上値をブロック。
ここからの下げは、下値ポイントの25688(5/2)を割り込み25520(6/20)まで反落してきた。
●当面の上下のポイントは、下値は、3月安値24681、および、
200週移動平均の24532(6/21現在)からなる「24681-24532」が重要な下値抵抗ゾーン。
●仮にこの下げで、「24681-24532」の下値抵抗を割り込むと、
最終ラインの22948 20年10月=中勢一相場7000円の二段上げの起点)に向け下値余地。
●一方、上値は二度にわたり上値を止められた66週移動平均の28141(6/21現在)及び
28389(6/9)からなる「28141-28389」の上値抵抗を週終値で超えてくれば再度強気転換確認だが、
超えられないと、28000円台(66週移動平均)と24000円台(200週移動平均)を上下限とする持ち合い、ないし24000円割れの下値リスクが残される。
●日経の当面のシナリオは、3000ドルの節を割り割り込んだNYダウの次なるポイントの「29319(200週移動平均)-28695(76.4%押し)」(6/14NYダウレポート参照)の下値抵抗がホールドできるかが日経シナリオのカギを握っている。

2022/6/21のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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